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年収400万円の人は、将来年金をいくらもらえる?

6/23 20:30 配信

あるじゃん(All About マネー)

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。

今回は、年収400万円の人が将来もらえる年金についてです。

◆Q:年収400万円だと、将来もらえる年金はいくら?

「年収400万円の人が将来もらえる年金って月額いくらぐらいでしょう?」(会社員)

◆A:65歳から、月額約13万7800円を受け取れます

厚生年金の加入期間がある人は、原則65歳になると老齢基礎年金に上乗せして老齢厚生年金を受け取ることができます。年収400万円の会社員の人は、厚生年金の加入者となります。

例として以下のような人を設定して考えてみます。

2022年(令和4年)現在40歳、1982年(昭和57年)生まれのAさんとし、22歳から60歳まで(38年間)、年収400万円(ボーナスなし、平均標準報酬額33万3000円)で、38年(456カ月)間、厚生年金に加入した場合で計算します。

また、相談者は20歳から厚生年金に加入するまでの期間は国民年金に加入しており、未納期間・免除期間がないこととします。この場合、老齢基礎年金は令和4年度で満額の年額77万7800円(月額約6万5000円)が受け取れます。

老齢厚生年金の受給額を計算するには、平成15年(2003年)3月までと平成15年4月以降では、計算式が違います。Aさんの場合、会社に入社した年は平成16年(2004年)となりますので、平成15年4月以降の計算式のみ用います。

Aさんの年金加入歴は以下の通りとします。

20歳(2002年)~22歳(2004年):国民年金加入(2年間)
22歳(2004年)~60歳(2042年):厚生年金加入(38年間)

【1】老齢厚生年金(報酬比例部分)の計算式
平均標準報酬額×5.769/1000×平成15年4月以降の厚生年金加入期間(※)

※従前額保障での計算方法。スライド率等については省略。乗率は、昭和21年4月2日以降生まれに適用。平均標準報酬額とは、各月の標準報酬月額と標準賞与額の総額のことです。

Aさんの年金額を計算してみます。

【1】老齢厚生年金の報酬比例部分
33万3000円×5.769/1000×456カ月≒87万6011円

【2】老齢基礎年金
77万7800円/年

【3】Aさんの年金額
【1】+【2】=87万6011円+77万7800円=165万3811円/年(約13万7800円/月)

38年間、ずっと年収400万円の厚生年金加入者の人は、65歳からおよそ月額13万7800円(年額165万3811円)を受け取ることができます。

また、令和4年現在、厚生年金の加入期間が20年以上あると、要件を満たす配偶者がいる場合に配偶者加給年金額が上乗せしてもらえることになります。

監修・文/深川弘恵(ファイナンシャルプランナー)

都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。

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最終更新:6/23(木) 20:30

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