(ブルームバーグ): 日米韓3カ国の外相は、北朝鮮の弾道ミサイル発射を非難する共同声明を発表した。
米国務省が27日発表した林芳正外相、ブリンケン米国務長官、韓国の朴振外相の共同声明によると、最近の北朝鮮による弾道ミサイル発射を強く非難するとともに、朝鮮半島の完全な非核化、関連する国連安保理決議の完全履行に向けた3カ国の協力強化にコミットするとの意向を示した。また、前提条件なしに北朝鮮と会うことに引き続きオープンだと強調した。
共同声明は、北朝鮮が2021年9月以降、弾道ミサイル発射の頻度と規模を大幅に増やしていると指摘。これらの発射は複数の安保理決議に違反しており、地域と国際社会に重大な脅威を突き付けていると説明。北朝鮮に対し、安保理決議の下での義務を履行するよう求め、国際法に違反し緊張をエスカレートさせ、地域を不安定化し、全ての国家の安全保障と平和を危うくする行為の即時停止を要請した。
(c)2022 Bloomberg L.P.
Bloomberg
最終更新:5/28(土) 12:30
Copyright (C) 2022 Bloomberg L.P. 記事の無断転用を禁じます。
Copyright (C) 2022 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.