★9:20 東芝-反発 物言う株主2社から取締役候補
東芝<6502>が反発。同社は26日、取締役候補者13人を決定し、主要株主で資産運用会社の米ファラロン・キャピタル・マネジメントから今井英次郎氏を、米エリオット・マネジメントからナビール・バンジー氏を社外取締役に受け入れると発表した。この件については、6月28日開催予定の定時株主総会に付議するとしている。
なお、ロイターが23日に、両資産運用会社からの取締役受け入れを検討していると報じていた。
★9:29 信越化学工業-三菱UFJMSが目標株価引き上げ PVC・苛性ソーダが想定以上に好調
信越化学工業<4063>が反発。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、PVC・苛性ソーダが想定以上に好調と指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は27200円→29900円に引き上げた。
PVC・苛性ソーダを主力とする生活環境基盤材料事業の営業利益予想を大幅に引き上げた。1Q(4~6月)営業利益は2155億円(YoY+67%)と好調な滑り出しを予想。PVC・苛性ソーダは、基礎化学品の中でも需給環境が良好であり、その中でも主力工場が立地する米国は特に好調だとコメントしている。
★9:29 IHI-みずほが目標株価引き上げ 民間航空機エンジンの需要回復を評価
IHI<7013>が反発。みずほ証券では、民間航空機エンジンの需要回復を評価。投資評価は「買い」を継続、目標株価は2800円→4200円に引き上げた。
22/3期決算では航空・宇宙・防衛事業の営業利益ガイダンスが想定を上回り、良好な水準が示されたと指摘。みずほ証券では、営業利益ガイダンスは達成可能と想定し、今後の民間航空機エンジンの需要回復を見込めば、24/3期以降も営業利益は成長が可能とみている。足元の株価は上昇傾向にあるが、民間航空機エンジンの需要回復が見込まれることや過去のバリュエーション水準に鑑みれば、株価の上昇余地は残されていると考えている。
★9:31 エージーピー-大幅高 新中計を策定 同中計期間中の総還元性向100%以上めざす
エージーピー<9377>が大幅高。同社は26日、2022年度から2025年度(23.3期-26.3期)を対象とする4カ年の「AGPグループ中期経営計画」を策定したと発表した。
26.3期売上高150億円以上をめざす。また、配当および自己株式取得に積極的に取り組み、同中期経営計画期間である4年間の総還元性向100%以上をめざすとしている。
★9:32 エイベックス-続伸 米子会社にCVC機能新設 6年間で30億円投資
エイベックス<7860>が続伸。同社は26日、子会社のAvex USAにおいて、グローバルでのスタートアップ企業等を投資対象とするコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)機能を新設すると発表した。
投資金額は6年間で30億円の予定。クリエイター・アーティストとのコラボレーション強化や、先端テクノロジー領域へのネットワーク構築を進め、最前線の音楽×テクノロジーのコミュニティを活用した新たなIPの創出に取り組むとしている。
★9:36 クラスターテクノロジー-一時ストップ高 植物由来でエンプラの代替材開発=日経
クラスターテクノロジー<4240>が一時ストップ高。日本経済新聞電子版は27日、同社が代表的なエンジニアリングプラスチック(エンプラ)の一つ、ポリアセタール樹脂の代わりとなるバイオマス素材を開発したと報じた。
記事によれば、ヒマシ油から作ったポリアミドに竹炭を加えることで、ほぼ完全な植物由来ながら耐摩耗性を高めたもよう。ギアやベアリングなど円滑な動きが必要な部品に向いているとしている。
なお、同社は2022年3月にもバイオマスプラスチック材料に関する会社発表を受けて、株価が上昇する場面があった。
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最終更新:5/27(金) 11:32
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