NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=114.09(+3.76 +3.41%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が3.50~3.76ドル高。その他の限月は0.16ドル安~3.25ドル高。
米国のドライブシーズンに向けて供給ひっ迫感が強まると想定されていることが相場を押し上げた。高値で需要が低調に推移するなかでも、米国のガソリン在庫は過去5年のレンジ下限を下回って減少を続けている。季節的に需要が上振れすると、ガソリン在庫の取り崩しが加速する可能性がある。
欧州連合(EU)によるロシア産石油の禁輸について、ドイツのハベック経済相が数日以内に合意が可能であると述べたことも支援要因。すべてのEU加盟国の合意が必要とされているなかで、ハンガリーの反対で禁輸実施に遅れが生じているものの、合意は近いようだ。
時間外取引で7月限はしっかりと推移した後、通常取引が始まると買いが強まった。一時114.83ドルまで上昇。
MINKABU PRESS
みんかぶFX
最終更新:5/27(金) 5:35
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