NY時間の終盤に入って為替市場は動きが一服する中、ドル円は127円台前半で推移。きょうの市場は全体的にリスク選好の雰囲気が広がっており、ドル円の下値をサポートしている。前日のFOMC議事録を受けて、FRBの利上げが秋にも一旦停止するのではとの期待感が台頭しており、為替市場はドル売りの反応が見られているものの、米株が上昇しており、リスク選好の円安がドル円を下支えしている。
ただ、CMEがFF金利先物の取引から算出しているFEDウォッチでは利上げサイクルの一旦停止まではまだ織り込んでおらず、6月、7月に0.50%ポイントの大幅利上げを実施した後は9月、11月、12月と0.25%ポイントずつの利上げの確率を最も有力視している。
USD/JPY 127.16 EUR/USD 1.0720 GBP/USD 1.2592
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
みんかぶFX
最終更新:5/27(金) 4:06
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