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【70代の貯蓄】ふつうはいくらか「働くシニア」は70代でも増加、その推移とは

5/27 5:51 配信

LIMO

現代で一般的に老後スタートと言われているのは、年金の受給がスタートする65歳からです。

人生100年時代としたとき、70代はまだ老後がはじまったばかりと言えそうですね。

一方で、厚生労働省の資料によると健康寿命は男性で72.68歳、女性で75.38歳。70代になると持病を抱えたり体力が衰えたりして、思うように生活できない場合もあります。

そういった時に頼りになるのが「お金」ですが、今の70代はどれくらい貯蓄を保有しているのでしょうか。

今増える働く70代の割合についてもみていきます。

【70代の貯蓄額】ふつうはいくら持っているのか

今回は金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」を参考に、70歳以上世帯の貯蓄額を確認していきましょう。

70歳以上・二人以上世帯「金融資産保有額」(金融資産を保有していない世帯を含む)
平均:2209万円
中央値:1000万円

 ・金融資産非保有:18.3%
 ・100万円未満:4.5%
 ・100~200万円未満:3.8%
 ・200~300万円未満:3.1%
 ・300~400万円未満:4.5%
 ・400~500万円未満:2.0%
 ・500~700万円未満:5.4%
 ・700~1000万円未満:5.6%
 ・1000~1500万円未満:10.3%
 ・1500~2000万円未満:6.0%
 ・2000~3000万円未満:11.9%
 ・3000万円以上:22.1%
 ・無回答:2.6%
70代貯蓄の平均は2209万円となり、2019年に話題となった老後2000万円問題を超える結果となりました。

しかし、より実態に近い中央値をみると1000万円です。

最も多い順にみると「3000万円以上(22.1%)」「金融資産非保有(18.3%)」「2000~3000万円未満(11.9%)」と、家庭によって二極化しています。

ちなみに金融資産保有世帯のみに絞ると、貯蓄の平均は2720万円、中央値は1500万円でした。

増える「働く70代」2010~2020年の推移とは

老後への不安はほぼ全ての年代が感じており、現代は働くシニアも増えています。

厚生労働省「令和3年版高齢社会白書」より、年齢階級別の就業率の推移を2010~2020年まで見てみましょう。

「70~74歳」の就業率は2010年には22.0%でしたが、2020年には32.5%とこの10年間で約10ポイント増えています。「75歳以上」でも約1割が働いており、その理由としては貯蓄も影響しているでしょう。

60代を見ると、「65~69歳」は36.4%から49.6%と約13ポイント増。60代後半でもおよそ半分のシニアが働いていることになります。

「60~64歳」は2020年で約7割が働いている結果に。60歳でリタイアという人は少数派のようです。

「いつまで働けるか不安」を緩和する対策を

70代の貯蓄と働くシニアの割合を確認してきました。

現代は60代以降も働くのがふつうとなる一方で、健康寿命は72~75歳。貯蓄の不安を抱えながら「いつまで働けるのだろう」と悩む方も多いでしょう。

働くことで得る収入は安心感がある一方で、年齢を重ねるにつれ、体力や健康面で働けなくなる可能性は誰しもあります。

それに備えるためにも、「自分が働くことによる収入」だけでなく、働くなくても得られる所得、いわゆる不労所得を検討されるのも良いでしょう。

不労所得にはさまざまな種類があり、運用による収入もその一つです。知識が必要なものやリスクもそれぞれなので、ご自身に合ったものを探してみましょう。

仕事を続けるのはもちろんのこと、さまざまな手段を取り入れることで老後に備えていくとよいでしょう。

参考資料
 ・厚生労働省「令和3年版高齢社会白書」
 ・厚生労働省「健康寿命の令和元年値について」
 ・金融広報中央委員会家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯](令和3年)
 ・金融庁「『NISA・ジュニアNISA口座の利用状況に関する調査結果(令和3年6月末時点)』の訂正について」

LIMO

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最終更新:5/27(金) 5:51

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