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中国の経済正常化は6月に再スタートできるか? 大和総研が最新の経済見通しを発表

5/25 18:04 配信

サーチナ

 中国経済は4月に失速した。商都といわれる上海で新型コロナウイルスの感染が爆発し、3月28日から1カ月半以上にわたってロックダウン(都市封鎖)が実施された。上海での4月の自動車販売は「ゼロ」を記録するなど、上海ロックダウンは中国の経済統計に目に見える影響を与えた。上海は6月からロックダウンの全面解除が見通され、経済対策も実施されることから、今後の経済回復は確実視されるものの、大和総研経済調査部の主席研究員の齋藤尚登氏は5月24日、「中国:ゼロコロナ政策下の中国経済の行方」と題したレポート(全9ページ)を発表し、「4月~6月の落ち込みは想定以上」とした。2022年の成長率見通しを従来の5.1%程度から4.5%程度に引き下げている。レポートの要旨は以下の通り。

◆2022年4月の中国経済は失速した。新型コロナウイルス感染症の感染爆発が起きた上海市は、3月28日から1カ月半以上にわたり厳格なロックダウン(都市封鎖)を実施した。今後の中国経済については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大抑制と、ロックダウンの早期解除の成否が鍵を握る。この点で、感染爆発の起きた上海市で収束が見通せるようになったのは朗報である。

◆2022年1月~3月の実質GDP成長率は前年同期比4.8%(以下、変化率は前年同期比、前年比)となったが、4月~6月は2.0%程度に落ち込むと予想している。4月が最悪期であり、5月にやや上向き、回復が本格化するのは6月以降との想定である。新型コロナウイルス感染症の感染拡大が収束すれば、財政・金融によるサポートに加え、自動車購入に対する補助金政策の発動など政策の総動員が想定され、年後半は5%以上の実質成長が期待できる。ただし、4月~6月の落ち込みは大和総研の想定以上であり、2022年の成長率見通しを従来の5.1%程度から4.5%程度に引き下げる。政府成長率目標である5.5%前後の達成は至難ということになる。(情報提供:大和総研)(イメージ写真提供:123RF)

サーチナ

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最終更新:5/25(水) 18:04

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