(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのビルロワドガロー・フランス銀行総裁は、「短期的にはインフレが主要な問題であることは疑いようがない」と述べた。
世界経済フォーラム(WEF)に出席したビルロワドガロー氏は「経済成長を巡る問題は再び持ち上がるだろうが、インフレと経済成長の短期的なトレードオフという考えは重視していない。短期的な優先課題は明らかにインフレ退治であり、われわれはそれを実行する」と語った。
同氏はラガルドECB総裁の23日のコメントに触れた上で、金融当局者の間で政策正常化へのコンセンサスは高まっていると述べた。同総裁は7月に利上げを開始し9月末までにはマイナス金利を脱却する公算が大きいとの見方を示した。
ECB、9月末までにマイナス金利脱却の公算大-ラガルド総裁 (1)
原題:ECB’s Villeroy: Inflation Is Main Problem for Europe’s Economy
(抜粋)
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最終更新:5/24(火) 3:18
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