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前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

5/20 5:20 配信

株探ニュース

■TYK <5363>  292円 (-20円、-6.4%)

 TYK <5363> [東証S]が5日ぶりに急反落。18日の取引終了後に23年3月期業績予想を発表し、売上高を前期比0.4%増の260億円、営業利益を同4.6%増の32億3500万円とした。前期が大幅増収増益だったこともあり、今期が小幅な成長にとどまる見通しとなったことが嫌気されたようだ。同時に発表した22年3月期決算は、売上高が前の期比13.1%増の259億700万円、営業利益が同48.3%増の30億9200万円だった。鉄鋼業界の復調に伴い耐火物需要が増加したことが業績を押し上げた。

■原油先Wブル <2038>  1,605円 (-79円、-4.7%)

 NEXT NOTES ドバイ原油先物 ダブル・ブル ETN <2038> [東証EN]が大幅続落。そのほか、WTI原油価格連動型上場投信 <1671> [東証E]も大きく値を下げる展開で、特にドバイ原油価格に連動する原油先Wブルは前引け時点で5.6%安と下げが顕著となった。前日18日のWTI原油先物価格は2ドル81セント安の1バレル=109ドル59セントと大幅続落。米経済の減速懸念が警戒されるなか原油需要の後退に対する思惑が優勢となっている。また、アジア原油スポットドバイも安く、前日18日終値は1バレル=108ドルちょうどでWTI原油よりも低い水準にある。

■日経レバ <1570>  13,115円 (-505円、-3.7%)

 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 <1570> [東証E]が一時5%超の下落で1万3000円大台を割り込んだ。同銘柄は日経平均に連動するETFで価格変動率が2倍に設定されており、19日は全体急落相場に連動して大きく下値を試す展開となった。売買代金は全市場を通じてトップ。前日18日の米国株が波乱の展開となったことで、東京市場もその余波を受けリスク回避ムード一色に染まっており、日経レバの商いも膨らんだ。一方、日経平均と逆方向に連動するNEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 <1357> [東証E]も投資家の物色対象として売買代金上位に顔を出した。こちらは日経平均の値動きに対しマイナス2倍に動く仕組みで基本設定されている。19日は75日移動平均線とのマイナスカイ離を一気に解消した。

■愛三工 <7283>  715円 (-19円、-2.6%)

 愛三工業 <7283> [東証P]が反落。18日の取引終了後、北米子会社において悪意ある第三者による虚偽の指示に基づき資金を流出させる事案が発生したと発表しており、これが嫌気されたようだ。損失見込額は最大約8億円(18日時点)で、今期の連結会計年度に特別損失として計上する予定という。会社側では、弁護士などによるチーム体制を組織した上で現地の捜査機関に対して被害の申し入れを行ったとしており、捜査に全面的に協力するとともに流出した資金の保全・回収手続きに全力を尽くすとしている。

■レーザーテク <6920>  17,455円 (-440円、-2.5%)

 レーザーテック <6920> [東証P]が5日ぶりに反落。そのほか、東京エレクトロン <8035> [東証P]など半導体製造装置の主力銘柄やSUMCO <3436> [東証P]、信越化学工業 <4063> [東証P]といったシリコンウエハー大手など半導体関連全般への売り圧力がにわかに強まった。前日18日の米国株市場では企業の業績先行きに対する懸念から幅広く売りがかさんだが、グロース株への売りが顕著で半導体セクターにも大きく下げる銘柄が相次いだ。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は5%を超える急落となり、17日の上昇分をすべて吐き出す格好となった。東京市場でもこの影響を受け、半導体関連は荒い値動きを余儀なくされた。特にレーザーテックと東エレクは18日まで4連騰をみせていただけに、19日は目先筋の利食い急ぎの動きで大幅反落が回避しにくい状況となった。

■第一商品 <8746>  146円 (-3円、-2.0%)

 第一商品 <8746> [東証S]が続落。18日の取引終了後、証券決済システムやデジタルコンテンツの開発を手掛けるテコテック(東京都港区)との間で、金価格と連動する暗号資産の開発に向けた業務委託基本契約とシステム開発業務等個別契約を締結することを明らかにした。これを受けて朝方高く始まったものの、その後は全般下げ相場のなか値を消す展開となった。両社は4月に金価格と連動する暗号資産の開発検討に向けた基本合意書を締結しており、検討を進めてきた経緯がある。今後、7月中旬をメドに同件に関する概要・スケジュールについて知らせる予定としている。

■トヨタ <7203>  2,005円 (-39円、-1.9%)

 トヨタ自動車 <7203> [東証P]が反落、一時2000円台を割り込んだ。同社は外国為替市場でのドル高・円安を背景に4月中旬から下旬にかけて株価水準を切り上げたものの、決算発表に前後して売り直される展開を強いられていた。19日は米株安に連動したリスク回避目的の売りを浴び、フシ目となっていた大台を下回ったことで、追随売りを誘発したようだ。株価が2000円台を下回ったのは3月18日ザラ場以来約2ヵ月ぶりとなる。ドル・円相場がここにきて円高方向に押し戻されていることも風向きを悪くしている。もっとも為替は足もとで1ドル=128円台の推移であり、これに対し同社の今期想定為替レートは1ドル=115円と非常に厳しくみていることから、今期業績面では依然として上振れ余地も内包している。

■SBG <9984>  5,055円 (-82円、-1.6%)

 ソフトバンクグループ <9984> [東証P]が5日ぶりに反落。前日18日の米国株市場が波乱安の展開となり、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は566ポイント安と前日の上昇幅を大きく上回る下げ幅を記録、下落率も4.7%安に達した。ナスダック市場と株価連動性の高い同社株には向かい風が強い。同社は22年3月期は過去最大の最終赤字を計上したが、今期も現状は投資環境の改善が見込みにくい状況が続いている。市場関係者も「短期的には自社株買いへの期待が同社の株価を下支えするが、万が一連続で大幅最終赤字となった場合を想定すると、機関投資家はそのリスクを被りにくい。金利上昇局面では同社株の保有ポジションを下げざるを得ないだろう」(中堅証券アナリスト)という声も出ている。

■三菱UFJ <8306>  715.5円 (-11.5円、-1.6%)

 三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> [東証P]が反落。そのほか、三井住友フィナンシャルグループ <8316> [東証P]などメガバンクが売り優勢となったほか、第一生命ホールディングス <8750> [東証P]、T&Dホールディングス <8795> [東証P]など大手生保は相対的にきつい下げとなった。米国株市場ではここにきて、足もと企業業績の先行きに対する不安からリスク回避の動きが目立っている。経済が減速するとの思惑を背景に米国債が買われ、米10年債利回りは前日取引終了時点で2.89%まで水準を切り下げた。また、超長期債の30年債の利回りは0.1%以上の下げで3%台は維持しているものの、再び2%台が視野に入る状況にある。前日18日の米株市場ではゴールドマン・サックス 、JPモルガン など大手金融株が売られており、東京市場にもこの流れが波及した。

※19日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース(minkabu PRESS)

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最終更新:5/20(金) 5:33

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