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S&P500 月例レポート ― 4月の雨は5月に不安の花を咲かせる? (2) ―

5/18 11:40 配信

株探ニュース

●利回り、金利、コモディティ

 ○米国10年国債利回りは3月末の2.34%から(2.98%に上昇した後)2.93%で月末を迎えました(2021年末は1.51%、2020年末は0.92%、2019年末は1.92%、2018年末は 2.69%、2017年末は2.41%)。30年国債利回りは3月末の2.45%から3.00%に上昇して取引を終えました(同1.91%、同1.65%、同2.30%、同3.02%、同3.05%)。

 ○英ポンドは3月末の1ポンド=1.3137ドルから1.2576ドルに下落し(同1.3525ドル、同1.3673ドル、同1.3253ドル、同1.2754ドル、同1.3498ドル)、ユーロは3月末の1ユーロ=1.1064ドルから1.0550ドルに下落しました(同1.1379ドル、同1.2182ドル、同1.1172ドル、同1.1461ドル、同1.2000ドル)。円は3月末の1ドル=121.70円から129.85円に下落し(同115.08円、同103.24円、同108.76円、同109.58円、同112.68円)、人民元は3月末の1ドル=6.3400元から6.6085元に下落しました(同6.3599元、同6.5330元、同6.9633元、同6.8785元、同6.5030元)。

 ○4月末時点の原油価格は1バレル=104.13ドル (今年に入ってから一時同130.50ドルまで上昇)、年初来の上昇率は38.1%(2021年末は同75.40ドル)となりました。米国のガソリン価格(EIAによる全等級)は年初来で24.8%上昇しました (2021年末の1ガロン=3.375ドルから2022年4月末には同4.211ドルに上昇。2022年3月には同4.414ドルを付ける)。2020年末から原油価格は115%上昇し(2020年末は同48.42ドル)、ガソリン価格は80.7%上昇しました (2020年末は同2.330ドル)。EIAは2021年のガソリン価格の内訳について、53.6%が原油、16.4%が連邦税および州税、15.6%が販売・マーケティング費、そして14.4%が精製コストと利益だと説明しています。

 ○金価格は3月末の1トロイオンス=1942.00ドルから下落して1896.90ドルで月の取引を終えました(同1829.80ドル、同1901.60ドル、同1520.00ドル、同1284.70ドル、同1305.00ドル)。

 ○VIX恐怖指数は3月末の20.56から33.40に上昇して月を終えました。月中の最高は34.34、最低は18.45でした(同17.22、同22.75、同13.78、同16.12、同11.05)。

  ⇒同指数の2021年の最高は37.51、最低は14.10でした。

  ⇒同指数の2020年の最高は85.47、最低は11.75でした。

●バイデン大統領と政府高官

 ○バイデン大統領はウクライナへの軍事支援を継続しています。

 ○議会では財政支出計画や税制改革についての議論が隅に追いやられた状態となっています。

 ○注目を集めたのがフロリダ州において「学校の授業で性的志向や性自認について議論」することを禁止する法案が可決されたことでした。

 ○ウォルト・ディズニーを含む複数の企業が明確に同法案への反対を表明しました。

 ○フロリダ州はディズニーを同州に誘致するために1967年にディズニーに認めた税制上の優遇措置を廃止する法案を成立させました。

●ウクライナ情勢と市場

 ○ロシアとウクライナの間で断続的な停戦協議が続いています。ウクライナが「中立化」を提案するなど一定の進展が見られたことを米国の金融市場は好感しました。

 ○ウクライナ北部から撤退したロシア軍は部隊の再編を進め(このため一時的に軍事行動が中断される状態となりました)、ウクライナ東部(ドンバス地域)への侵攻を開始しました。

 ○米国は軍事支援を継続しています。直近では(マリウポリ近郊で)多数の集団墓地が確認されるなど、戦時下での残虐行為が報道されています。

 ○ウクライナのシュミハリ首相はウクライナの復興・再建には6000億ドルがかかると発言しました(同国の2020年のGDPは1560億ドル)。

 ○米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官はウクライナの首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談を行いました。

 ○ロシアはブルガリアとポーランドへの天然ガス供給を停止すると発表しました。ロシアがルーブルでの支払いを要求したのに対し、両国が応じなかったことが理由です。

●石油

 ○4月末時点の原油価格は1バレル=104.13ドル (今年に入ってから一時同130.50ドルまで上昇)、年初来の上昇率は38.1%(2021年末は同75.40ドル)となりました。米国のガソリン価格(EIAによる全等級)は年初来で24.8%上昇しました (2021年末の1ガロン=3.375ドルから2022年4月末には同4.211 ドルに上昇。2022年3月には同 4.414ドルを付ける)。2020年末から原油価格は115%上昇し(2020年末は同48.42ドル)、ガソリン価格は80.7%上昇しました (2020年末は同2.330ドル)。EIAは2021年のガソリン価格の内訳について、53.6%が原油、16.4%が連邦税および州税、15.6%が販売・マーケティング費、そして14.4%が精製コストと利益だと説明しています。

●新型コロナウイルス関連

 ○中国の上海市では2600万人の市民が引き続き(2022年3月28日から始まった)厳格なロックダウン下に置かれており、食糧不足や抗議活動が報道されています。金融案件が保留状態となり、工場が操業停止に追い込まれていることで世界経済に悪影響が出るとみられています。船積みも停止し、自動車などの貨物の滞留が続いています。

 ○北京の商業地区ではPCR検査の義務化が始まり、公共イベントが中止になったり、ロックダウン(都市封鎖)に備えた食料品の買いだめが行われています。4月中に大規模なPCR検査が始まり、パニック的な買いだめについても報道されています。

 ○米国では、連邦地裁が疾病対策センター(CDC)による航空機やその他の公共交通機関でのマスク着用の義務化は違法であるとの判断を下しました。大半の航空会社は飛行機内でのマスク着用を任意としています (しかしながら、ニューヨーク市の地下鉄は引き続きマスク着用を義務化しており、仕事を終えた市場関係者が笑顔でいるのかを見分けることが難しい状況が続いています)。

 ○製薬大手モデルナは、6歳未満(少なくとも生後6ヵ月から)の子供向けの新型コロナワクチンの緊急使用許可を米食品医薬品局(FDA)に申請しました。

 ○新型コロナウイルス関連データ:

  ⇒世界全体のワクチン接種回数は116億回となりました (2022年3月末は112億回)。

  米国は現時点で:

   →ワクチン接種回数が5億7400万回(同5億5900万回)となりました(ブースター接種を含む)。

   →人口の76.8%(同76.1%)が少なくとも1回はワクチンを接種したことになり、人口の65.5%(同64.8%)が2回の接種を終えました。人口の29.9%(同28.9%)がブースター接種を受けました。

   →新規感染者数の7日間平均は4月末時点で5万3432人となり、3月末時点の2万7621人から増加しました。1日当たりの新規感染者数は2022年1月11日に141万7493人に達しました(2021年11月末時点は8万3120人)。また、死者数の7日間平均は355人 (3月末時点は702人)に減少しました。

   →米国では新型コロナによる累計死者数が100万人に近づいています。4月末時点の累計死者数は99万3000人 (3月末時点は99万人)となっています。

※「4月の雨は5月に不安の花を咲かせる? (3)」へ続く

株探ニュース(minkabu PRESS)

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最終更新:5/18(水) 11:40

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