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中国コロナ対応、もぐらたたきの様相-上海で感染減でも他都市で再燃

5/17 9:08 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 中国・上海市で新型コロナウイルスの市中新規感染が隔離分を除き3日連続でゼロとなった。地元当局がロックダウン(都市封鎖)緩和開始の前提条件としていた節目に到達した。ただ、天津市や四川省では感染が再び拡大しつつあり、感染力の強いオミクロン変異株との闘いに終わりは見えない。

上海市のコロナ新規感染は16日に823人と、前日の938人から減少した。また、中国本土の新規感染は16日に計1049人。約1カ月前は3万人近くと、最多を記録していた。

上海市当局は5月20日までに市中感染ゼロを意味する「社会面清零」を達成することを目指すとしていた。市衛生健康委員会の趙丹丹副主任は17日の記者会見で、全16地区で社会面清零を達成したと宣言。臨港地区の当局者、呉暁華氏は同日の会見で、電気自動車(EV)メーカー、米テスラ工場の設備稼働率が45%超に達したことも明らかにした。

上海、5月20日までにコロナ市中感染ゼロ目指す-初めて時期明示

それでも多くの制限が残っている。住民が居住区から出る際には通行証を提示する必要があり、移動手段も自転車や徒歩に限られている。通行証は居民委員会から各集合住宅に配布され、各世帯で1人が指定された時間帯に買い物などに出かけることができる。ブルームバーグ・ニュースが確認した通行証によれば、大半の居住区が住民に今後4日間で2回、最大で1回当たり4時間の外出が認められる。

約1400万人の人口を抱える港湾都市・天津市ではコロナ感染が再燃している。国営中央テレビ(CCTV)が地元保健当局を引用して報じたところでは、冷蔵施設の従業員から感染が広がった可能性が指摘されている。今年1月の感染拡大局面では、トヨタ自動車やドイツのフォルクスワーゲン(VW)などの現地工場に影響が出た。

トヨタ:天津工場の稼働を10日から休止、全市民PCR検査で対応

四川省広安市でもコロナ感染拡大が目立っており、約1週間で感染者が400人超に達している。

制限措置を強化している北京市でも感染が続いており、オミクロン株の封じ込めに向けた中国の取り組みは果てしなくなっている。オミクロンの場合、一度抑え込みに成功しても他の地域で突然広がるため、当局が大規模検査や移動制限で再び対応を急がなければならない事態が続いている。

原題:Shanghai Slowly Emerges from Lockdown as Virus Flares Elsewhere、Shanghai Declares ‘No Community Spread’ in All 16 Districts、Tesla’s Shanghai Capacity Utilization Reaches Over 45%(抜粋)

(c)2022 Bloomberg L.P.

Bloomberg

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最終更新:5/17(火) 16:43

Bloomberg

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