アジア株は上昇、上海市中感染3日連続ゼロ達成 香港株は大幅高、JPモルガンがハイテク15社の投資判断引き上げ
東京時間11:00現在
香港ハンセン指数 20326.91(+376.70 +1.91%)
中国上海総合指数 3077.28(+3.53 +0.11%)
台湾加権指数 16029.69(+128.65 +0.81%)
韓国総合株価指数 2619.11(+22.53 +0.87%)
豪ASX200指数 7122.10(+29.08 +0.41%)
アジア株は総じて上昇、中国の経済活動再開への期待感が高まっている。また、前日に発表された鉱工業生産や小売売上高などの一連の中国指標悪化は、4月で底を打ったとの見方もある。中国上海市の16日の新規感染者数は823人と前日の938人から減少し、3月下旬のロックダウン導入以降で初めて800人台にまで減少した。また、隔離外エリアの感染者が3日連続でゼロとなったことで、段階的にロックダウンが緩和されるもよう。早ければ今月末にも解除される可能性もある。政府は市中感染3日連続でゼロを達成した場合に、ロックダウンを緩和すると繰り返し述べていた。
香港株は1.91%高、ハイテク関連が大幅高。ネットイースは5.3%高、JDドットコムは4.2%高、レノボは3.8%高、アリババは3.7%高、美団は3.2%高、舜宇光学科技は3.1%高、シャオミは2.1%高。米JPモルガンが中国のインターネット企業15社の投資判断を引き上げたことが材料視されている。JPモルガンは3月中旬に同セクターを「投資不能」と指摘していたが、16日にテンセントやアリババを「オーバーウェイト」に引き上げた。
上海株は小動き、3000の大台付近で推移。景気鈍化が懸念されているものの、下値では政策期待の買いも。
みんかぶFX
最終更新:5/17(火) 11:15
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