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「東大合格者=真面目な勉強好き」は大間違い!東大生が実践する「頭をよくする」たった1つの簡単な行動

5/17 10:01 配信

東洋経済オンライン

記憶力や論理的思考力・説明力や抽象的な思考能力など、「頭がよい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。
その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当で、MBS/TBS系『100%! アピールちゃん』でタレントの小倉優子さんに大学受験の指導もする西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時には東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う会社「カルペ・ディエム」を作っています。

そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載。第12回は「東大生の思考」の正体について、西岡氏が解説します。
この連載のほかの記事はこちらからご覧ください。

■東大生を観察して判明「型にはまるのがいちばん」

 今回は「頭がいい」の正体についてお話ししたいと思います。頭がいい人の思考とはどういうものなのか、僕は何人もの東大生を観察してきたわけですが、結論としてたどり着いたのは「型にはまるのがいちばん」ということです。これができている人は頭がいいのですが、逆にこれができていない人は何事もうまくいかない場合が多いです。

 どういうことなのかお話しする前に、まずはこちらの『ドラゴン桜』の漫画を読んでみてください。これは桜木先生が自分でアイデアを考えようとする教師に対して「頭がいい人の思考がわかるクイズ」を出題するシーンです。みなさんもぜひ、考えながら読んで見てください。

 (外部配信先では図や画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

 いかがでしたか?  「前に同じように考えた人がいないかを調べる」、というのが頭のいい人の思考なのです。歴史が始まって長い年月が経っており、こんなにインターネットが発達しているのですから、今まで自分が思ったのと同じような疑問を持ったり、同じような状況に陥っていたりする人もいるでしょう。

 そういう人がどうしていたのか調べれば、自分で考えるよりもよっぽどいいのです。逆にその悩みを持ったのが世界で自分が初めてのように考えていては、いつまでたってもうまくいきません。

■頭がいい人は特殊なことをしているわけではない

 ちょっと脱線するのですが、星新一先生のショートショートに、「古代の秘宝」という作品があります。これは、主人公が古代の遺跡を探索させ、長命の種族の秘密を学者に解読させる、という物語です。

 ネタバレになってしまいますが、学者は長命の秘密を解き明かすことに成功します。それはなんと、「早寝早起き、そして腹八分」ということでした。古代の隠された秘宝なんて言って、なんてことはない、とても当たり前でみんな知っていることでした、というオチです。

 ただの物語だと思うかもしれませんが、実はこれって非常に示唆的です。哲学は古代ギリシャの時代からスタートしていて、「なぜ生きるのか?」「なぜ死ぬのか?」ということは、この時代にもう議論されつくしていたりします。

 ほかにも演劇の作り方・ベストセラーの作り方は最新のAIが研究したものとギリシャの時代に考えられたものでほぼ乖離がないと言います。

 この物語と同じで、実は頭のいい人って、特殊なことをして頭がよくなっているというわけではないんです。むしろもう答え自体はもうすでにたくさん存在していて、それをしっかりと守れるかどうかという話なのです。

 東大に合格する人は、別に自分で勉強法を考える能力が優れていたわけではありません。きちんと先人がどんなふうにやっていたのかを知り、それのとおりに努力します。そして一度試した後で、自分に合っているかどうかを考えるということをします。

 僕らはつい、最初から自分なりのやり方に走ってしまいますが、実はそうではなく、上手くいっている他人のやり方をまねしたほうがいいのです。

■東大生が「合格体験記」を読み込む理由

 これは僕も知ってからとても驚いた話なのですが、東大生は必ず、合格体験記を読み込んでいます。塾や学校・予備校で作られているその年の合格者たちがどんなふうに東大に受かった人が多いのかをまとめた冊子を何度も読み込んで、そして合格している人が多いのです。

 「自分と同じようなシチュエーションから合格した人はいないか」

 「得意科目苦手科目が同じ人はどんな戦略で合格しているのか」

 こうしたことをしっかりと調べている場合が非常に多いのです。つまり、頭がいい人ほど、先人の知恵を借りようとしている、ということ。まさに「温故知新」ですね。

 言い換えれば、初めから自己流を試すのではなく、しっかりと型どおりに・先人たちの考えをインストールして進めていくことが大事、というわけです。

 いかがでしたか?  僕もまねをして東大に受かった人間です。2浪したときに、合格した友達や東大生の知り合いに「後生だから、ノートを見せてください」「恥を忍んで聞くけど、どうやって勉強してる?」と聞きまくり、それを全部とにかく試してみたら偏差値が一気に上がって合格できた、という経験があります。まねすることから始めてみると、才能とかそういうものの関係なく、頭がよい人になれると僕は思っています。

 みなさんの人生に何か、プラスなものが提示できていたら幸いです! 

東洋経済オンライン

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最終更新:5/17(火) 10:01

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