17日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では129.57円と20時時点(129.33円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。4月米小売売上高は市場予想通りの結果となったが、自動車を除く数値が予想を上回ったほか、いずれも前月分は大幅に上方修正された。結果を受けて米長期金利の上昇とともにドル買いが強まり、一時129.60円まで本日高値を更新した。
ユーロ円はじり高。22時時点では136.61円と20時時点(136.00円)と比べて61銭程度のユーロ高水準だった。欧州金利の先高観を手掛かりにした買いの流れが続いたほか、ドル円の上昇につれた買いも入った。株高を支えにしたリスクオンの流れも継続するなか、一時136.63円まで上値を伸ばした。
ユーロドルは底堅い。22時時点では1.0543ドルと20時時点(1.0515ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ買いの流れが続き、21時前には1.0556ドルまで本日高値を更新。米指標後に一時ドル買いが強まった場面では1.0520ドル台まで押し戻されたものの、一巡後は再び高値圏まで切り返した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:128.83円 - 129.60円
ユーロドル:1.0429ドル - 1.0556ドル
ユーロ円:134.50円 - 136.63円
トレーダーズ・ウェブ
最終更新:5/17(火) 22:05
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