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明日の戦略-後場一段高で連日の大幅上昇、米国株とともに上を試せるか

12/8 15:58 配信

トレーダーズ・ウェブ

 8日の日経平均は大幅続伸。終値は405円高の28860円。米国株が連日で大幅高となったことを好感して、寄り付きから300円を超える上昇。高く始まった分、序盤では戻り売りに押されて急速に上げ幅を縮めた。しかし、28600円台で値動きが落ち着くと、その後は再び上昇基調を強めていった。前引けの時点で序盤に値を消した分の大半を取り戻すと、後場には28900円に接近。結局、28900円は超えられなかったものの、高値圏を維持しつつ引けにかけては強含み、400円を超える上昇となった。

 東証1部の売買代金は概算で3兆0600億円。業種別では精密機器やその他製品、医薬品などが上昇している一方、不動産や海運、倉庫・運輸などが下落している。関節リウマチなどの治療薬「アクテムラ」が、重症COVID-19治療薬として欧州で承認を取得したと発表した中外製薬が急伸。半面、前期が計画下振れ着地となったギグワークスが急落した。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1195/値下がり904。米国でハイテク株が強かったことから、レーザーテック、東京エレクトロン、ルネサスなど半導体株が大幅上昇。グロース株が総じて強く、任天堂やソニーGなどゲーム株の動きも良かった。三井化学との資本業務提携を発表した日本MDMや、KDDIの系列企業と連携開始を発表したショーケースが大幅上昇。前日にストップ安まで売り込まれた関西スーパーが9.5%高と大きく反発した。

 一方、日本郵船と商船三井が朝方には強く買われる場面もあったものの下落。トヨタが終日マイナス圏で推移しており、主力株の中では弱さが目立った。三井不動産や三菱地所など不動産株が大幅安。政府の住宅ローン減税見直しに関する詳細報道が出てきたことや、中国恒大集団の債務不履行観測などが嫌気されたとの見方があった。前日にストップ高となった理経が本日は14.6%安。直近上場のGRCSが後場に入って大きく値を崩した。

 日経平均は連日の大幅上昇。前場の動向からは後場にダレそうな雰囲気もあったが、崩れることなく上げ幅を広げた。今は売り仕掛けは分が悪いと、多くの市場参加者が認識しているということなのだろう。米株先物が強かったことも、後場の一段の上昇を支援したと思われる。米国株も急に雰囲気が良くなっているが、その結果、S&P500は史上最高値に迫っている。7日のS&P500の終値は4686.75pで、史上最高値(終値ベース)は4704.50p。リスクオン相場が継続すればきょうにでも高値を更新できそうであり、そうなれば株式に対する悲観的な見方がさらに後退する。日経平均は史上最高値どころか年初来高値にもまだ距離はあるが、米国株が強いうちに29000円には乗せておきたいところだ。

トレーダーズ・ウェブ

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最終更新:12/8(水) 15:58

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