IDでもっと便利に新規取得

ログイン

モデルナ社長、既存ワクチン効果は対オミクロンで低くなるリスク

12/6 0:51 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ):

米モデルナのスティーブン・ホーグ社長は、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」に対する既存ワクチンの効果について、従来型への効果より低くなるリスクは明白だがどの程度劣るのかはまだ判断できないと述べた。

ホーグ氏はABCの番組で、「ワクチンの有効性が低下するリスクは現実的にあると考えている」とする一方、「分からないのは、それがどの程度かということだ」と述べた。その上で、「例えば50%低下するということであれば、ワクチンを新たに調整する必要が生じるだろう」と話した。

同社のステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)は先週の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)とのインタビューで、既存ワクチンがデルタ株に対するものと同じレベルの効果をもたらす「世界は存在しない」と考えると発言。既存ワクチンのオミクロン株に対する効果ははるかに弱いとの見通しを示した。この発言が金融市場を揺らした。

モデルナCEO、オミクロンに既存ワクチン効果弱いと警告-報道

ホーグ氏は5日、自分なら「おそらく違った言葉を使っていただろう」と説明。「簡単に言えば、確かなことが分かるにはまだデータがないということだ」と述べた。

11月にオミクロン株が最初に特定された南アフリカ共和国の主要医療施設の初期データでは、感染者数が急増したものの比較的軽症で、入院者数の急増は見られなかった。これについて米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長は5日、オミクロン株の重症化リスクがデルタ株ほど高くないことを示唆していると発言。ただ、この結論は暫定的なものだとも指摘した。

ファウチ氏はCNNの番組「ステート・オブ・ザ・ユニオン」でオミクロン株について、「これまでのところ、重症度はそれほど高くないようだ」と指摘。既存ワクチンの「オミクロン株に対する予防効果は、ある程度あるとわれわれは確信しており、かなりあるかもしれない」と語った。

米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は5日、ABCの番組「ジス・ウィーク」で、既存ワクチンがオミクロン株感染者を重症化と入院のリスクから守ると「本当に期待している」と説明。「まだ分からないのは感染力がどの程度か、ワクチンがどれだけ効くか、より重い症状につながるかだ」と述べた。

モデルナの共同創業者ヌーバー・アフェヤン氏はCNNに対し、オミクロン株については向こう7-10日間でさらに多くのことが分かるだろうと指摘した。

モデルナ、オミクロン株対応の追加接種は3月にも準備整う公算-報道

原題:Moderna’s Hoge Sees Risk Vaccines Will Struggle With Omicron (1)(抜粋)

(c)2021 Bloomberg L.P.

Bloomberg

関連ニュース

最終更新:12/6(月) 9:28

Bloomberg

投資信託ランキング

Yahoo!ファイナンスから投資信託の取引が可能に

最近見た銘柄

ヘッドラインニュース

マーケット指標

株式ランキング