IDでもっと便利に新規取得

ログイン

東京為替見通し=ドル円はもみ合いか、米雇用統計・113.00円のOPが値動き狭める

12/3 8:00 配信

トレーダーズ・ウェブ

 海外市場でドル円は、欧州株相場の下落を背景にリスク・オフの円買い・ドル売りが先行し、一時112.71円付近まで値を下げたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。前週分の米新規失業保険申請件数が22.2万件と予想の24.0万件より強い内容となったことが相場を下支えした。米国株が大幅に反発したことも買い戻しを促し、一時113.24円付近まで持ち直した。ユーロドルは良好な米雇用指標を手掛かりにユーロ売り・ドル買いが出たほか、米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派的な発言を受けて、一時1.1295ドルと日通し安値を更新した。

 本日の東京時間はもみ合いとなるか。一昨日のパウエルFRB議長とウイリアムズ米NY連銀総裁の発言、昨日のボスティック米アトランタ連銀総裁とデイリー米サンフランシスコ連銀総裁の発言で、テーパリングが加速することはほぼ疑いがないような状況となっている。為替市場はどの程度テーパリングの加速を織り込んでいるかは分からないが、短期の債券市場はほぼ織り込みつつある。日米の景況感や金利動向の差異が、ドル円の下値を底堅くする地合いは変わらないか。

 一方で、新型コロナウイルス・オミクロン株の動向には依然として要警戒となる。先月の南アでの感染拡大がデルタ株よりオミクロン株が優勢となったと判明したが、欧米での感染状況が、南ア同様にオミクロン株が主であった場合は、今後のロックダウンに結び付く可能性もある。現時点ではバイデン米政権の首席医療顧問を務めるファウチ氏が、オミクロン株に対するロックダウンの必要性などを否定していることで、米国内ではオミクロン株の感染を楽観視している。しかし、週末を含め同株の感染状況やワクチン効果などの詳細が判明してくるにつれ、米国内での捉え方に変化があった場合のリスクには警戒しておきたい。

 上述のように、オミクロン株の感染および詳細に関するニュースヘッドラインで、為替市場は不安定な動きを見せるだろうが、本日は米雇用統計が発表されることで、東京時間は動きにくい。市場はすでにテーパリングの加速を織り込みつつあることで、雇用統計はネガティブサプライズの方が反応は大きくなるか。なお、本日のNYカットで113.00円に大き目なオプションが期日を迎えることで、113.00円挟みはオプションに絡んだフローが出ることが予想され、動きが神経質になるだろう。

トレーダーズ・ウェブ

関連ニュース

最終更新:12/3(金) 8:00

トレーダーズ・ウェブ

投資信託ランキング

Yahoo!ファイナンスから投資信託の取引が可能に

最近見た銘柄

ヘッドラインニュース

マーケット指標

株式ランキング