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鳴りやまない「iPhoneの通知」を管理する裏技~グループメッセージの通知を1時間だけ止める

11/30 11:01 配信

東洋経済オンライン

 アプリから送られてくる通知は多種多様。急ぎで返信が必要なメッセージもあれば、いつ見てもあまり変わりがないような広告、果ては使っていないアプリからのアップデート情報など、重要度もバラバラだ。とは言え、アプリ側は重要度に関係なく、一律で通知を送ってくる。アプリを入れすぎていると、通知が多くなりすぎてしまい、かえって重要なメッセージなどを見逃しやすくなるのが難点だ。

 iOS 15、iPadOS 15では、そんな通知の仕組みが大きくアップデートされた。重要度の低い通知は、“まとめ”として1日に指定した回数のみ表示することができる。この設定を駆使すれば不要な通知は決まった時間にまとめてチェックするだけになるため、頻繁な通知に振り回されなくなるはずだ。逆に重要なアプリからの通知に関しては、「即時通知」として1時間ロック画面に表示できるほか、通知の最上部にも表示されるようになった。

 重要な通知とそうでない通知に、大きな差をつけられるのがiOS 15やiPadOS 15の新機能と言えるだろう。一方で、新機能が多数加わったことで、設定方法が少々複雑になってしまったのも事実。通知の扱いの組み合わせも増えてしまい、それぞれの通知をどう設定したらいいかがわからない人は少なくないだろう。ここでは、iOS 15やiPadOS 15で導入された新機能を前提にした通知の設定テクニックを紹介していきたい。

■急ぎで見る必要のない通知は「要約」

 iOS 15で導入された通知の要約機能は、通知の概念を大きく変えてしまう可能性がある。これまでは、届いてすぐに見るのが前提だった通知が、重要度の低い通知は後回しにすることができるようになったからだ。例えば、メールやメッセージなどは、リアクションをすぐにしたい。一方で、アプリの新機能の告知やキャンペーンのお知らせといった広告に近い通知は、すぐに見なくても大きな問題はないだろう。要約の機能を使うと、後者のような通知だけを1日に数回だけ表示させることが可能になる。

 通知に優劣をつけることはこれまでもできたが、表示方法の変更や通知自体をオフにするのが中心。まったく見たくないわけではないが、届いてすぐに見る必要もないというようなときの選択肢は少なかった。通知の要約は、こうしたニーズにこたえる機能と言えるだろう。設定方法も、そこまで複雑ではない。

 まず「設定」アプリで「通知」を開き、「時刻指定要約」をタップする。初回起動時は機能の概要を説明する画面が現れるため、説明を読んだら「続ける」をタップすると、要約に含めるアプリを指定できる。アプリは、1日の平均通知回数順に並べられており、多いものほど上に名前が挙がっている。この数値を参考にしながら、要約としてまとめてしまいたいアプリにチェックをつけていこう。

 次に、要約を表示するスケジュールを決める。初期状態では8時と18時に2回要約が表示される仕組みだが、回数が少ないと見逃しも多くなりがち。すぐに通知を読みたい一方で、見逃しは避けたい場合は、「要約を追加」をタップして要約が表示される回数を増やしてもいいだろう。

 表示させる時間をどうするかだが、iPhoneをよく見る時間帯に設定しておくと、要約が目に留まりやすくなる。例えば、起床直後の6時半とお昼休みに入る12時、退社して電車の中でiPhoneをチェックする18時などに設定しておけば、その都度通知の要約を読めるようになる。生活パターンに合わせて、iPhoneをチェックする頻度が高い時間に表示させておくようにしたい。

 後から要約に含めるアプリや要約を表示する時間を変更することも可能だ。すぐに見る必要がないと思っていたアプリが、思わぬ重要な情報を送っていた場合は、要約から外すようにしたい。その場合は、「設定」の「通知」から対象にしたいアプリを選び、「時刻指定要約」についているチェックを「即時配信」に切り替えるだけだ。

 宣伝が多い一方で、まれに重要なやり取りをすることがあるアプリをどちらに設定するかは悩ましいが、アプリによっては要約に含めても、ダイレクトメッセージなどのコミュニケーション手段だけは即時通知できるように設定できるものもある。例えば、「Instagram」は「時刻指定要約」にチェックがついた状態だと、「常に即時配信」という項目が現れる。ここがオンになっている場合だと、ダイレクトメッセージのみ即時通知されるので安心だ。アプリによっては非対応なこともあるため、用途を考えながら設定するようにしたい。

■すぐにチェックしたい通知は「即時通知」に

 通知を要約としてまとめてしまえるようになったiOS 15とiPadOS 15だが、逆に重要な通知をさらに目立ちやすくできるような機能にも対応している。すぐに見る必要がない通知と、一刻も早くリアクションを取りたい通知をユーザー自身でより分けられるというわけだ。メールやメッセージなどの重要な通知に関しては、「即時通知」と呼ばれる機能を利用できることがある。

 通知の要約に含まれない通知は「即時“配信”」と呼ばれるため、名前が似ていて少々紛らわしいが、「即時“通知”」に設定されたアプリの通知は、要約する通知に含まれていようがいまいが、すぐにユーザーに届けられる。即時通知に指定されている通知は、通常の通知より扱いもよく、通知センターの最上部に表示されるため見逃しにくくなる。ロック画面にも1時間表示されたままになるため、目に留まる確率が上がるはずだ。

 一方で、即時通知の数があまりに増えると、通知センターが即時通知だらけになり、即時通知に設定している意味がなくなってしまう。即時通知に設定しておくアプリは、厳選しているからこそ有意義な機能と言えるだろう。即時通知から特定のアプリを外したいときには、通知センターから設定するのが手っ取り早い。通知が表示されている際に、即時通知をオンにしたままにしておくかどうかの選択肢が表示されるからだ。

 不要だと思った場合、ここで即時通知をオフにすればいい。また、選択肢が表示されない場合も、即時通知を左方向にフリックして現れるメニューから「オプション」を選び、「即時通知をオフにする」をタップすることで、即時通知から外すことができる。逆に、後から即時通知に戻したいと思ったときは、「設定」から「通知」を開き、戻したいアプリを選択したあと、「即時通知」のスイッチをオンにすればいい。

 このように、iOS 15やiPadOS 15では、通知の選別がしやすくなっている。通知の多さに悩まされていた人は、通知の送付自体をオフにする前に、これらの設定を試してみたい。

■グループメッセージの通知を一時的に停止する

 多人数のグループでLINEやMessengerを使ってコミュニケーションを取っていると、通知がなかなか鳴りやまない。こんな経験は誰にもあるだろう。「はい」や「いいえ」といった簡単な返事をしただけで1回の通知になるため、グループに参加している人数が多いと、通知が数秒に1回のペースで届いてしまうこともある。自分がその会話に参加しているときにはそれでもいいかもしれないが、仕事などでどうしても返信できないときには通知を止めたくなる。

 そんなときに便利なのが、1時間だけ特定のアプリからの通知を止める機能。差し迫った作業がある場合、1時間だけ通知をオフにして後からグループメッセージのやり取りを追えばいい。アプリからの通知自体を完全にオフにしてしまうわけではないため、後から設定を戻すのを忘れて重要な通知を見逃してしまう失敗も防げる。

 設定方法は次のとおり。まず、iPhoneの画面左上を下方向にスワイプして、通知センターを表示させる。一時的にストップしたい通知があるときには、その通知を左方向にスワイプ。メニューが表示されるため、「オプション」をタップすると、通知を一時的に停止する項目が表示される。一時的な通知の停止には、2つの選択肢がある。1つが「1時間通知を停止」。もう1つが「今日は通知を停止」だ。

 前者は文字通り1時間だけ、後者は日付が変わるまでそのアプリからの通知が送られてこなくなる。2時間や3時間など、時間はもう少し小刻みに設定できたほうが使い勝手はいいが、残念ながらそのような設定はない。グループメッセージの通知が鳴りやまないようなケースでは、まず1時間だけ通知を停止してみて、それでもだめならもう一度同じ設定をしてみるといい。また、通知の一時停止をアプリ側で実装しているケースもあるため、そのような機能を併用するのも手だ。

東洋経済オンライン

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最終更新:11/30(火) 11:01

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