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ロンドン為替見通し=米長期金利の戻りと中国PMI改善、欧州通貨にとって強弱交錯の状態継続

11/30 13:35 配信

トレーダーズ・ウェブ

 ロンドンタイムは、11月の独雇用統計やユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値の発表が予定されている。しかし、引き続きこれらの経済指標の強弱より、市場のリスクセンチメントや、それに呼応した米長期金利の振れを受けたドル相場の上下が、対ドルなどの各通貨の動向を左右する状態が続きやすいだろう。

 独雇用統計は失業者数と失業率がともに改善するとの見方。前回10月は失業者数が-3.9万人と、予想の-2.0万人に反して、9月の改定値-3.1万人より失業者が減少した。失業率も予想通り5.4%と、9月の5.5%から改善。しかし、市場動向への影響を感じられなかった。

 一方、ユーロ圏HICPは前回10月に前年同月比+4.1%と、2008年7月以来の大きな伸びを記録した際の反応は鈍かった。今回も+4.4%と、さらなる伸びが見込まれている。しかし、市場が明確な反応を示すかどうか不透明。昨日の11月独消費者物価指数(CPI)速報値が予想より強い内容となったことへの相場の反応も限られた。デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁からは、「インフレ高進は一時的な要因によるもの」と、慎重な発言が聞かれた。

 米長期金利は昨日1.56%台まで上昇先行後、1.5%割れへ押し戻された。だが、本日は上昇して時間外取引を再開しており一時1.52%台を回復。この動きを受けたドル相場の底堅さが想定される。一方、11月中国製造業PMIが50.1と、市場予想の49.6より強く、10月の49.2から景況の強弱を判断する上での節目50を上回るまでの改善を示した。中国への進出企業が多い欧州の景気改善を支援する要因として好感される可能性がある。欧州勢の動き出し以降、欧州通貨相場にとって強弱の材料が入り混じる状態へ、市場がどのように反応するか注視することになる。


・想定レンジ上限
 ユーロドルの上値めどは、18日高値1.1374ドル。

・想定レンジ下限
 ユーロドルの下値めどは、24-26日の上昇幅3分の2押し1.1234ドル。

トレーダーズ・ウェブ

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最終更新:11/30(火) 13:35

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