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なかなか寝ない赤ちゃん・すぐ寝る赤ちゃんの差~なぜママやパパがイライラしている時ほど寝ないのか?

11/27 19:01 配信

東洋経済オンライン

なかなか寝つけない赤ちゃんと、なぜかすぐ寝る赤ちゃん。一体、どんな違いがあるのでしょうか? 「赤ちゃんがぐっすり眠るご家庭の習慣」を、乳幼児睡眠コンサルタントのねんねママの新刊『すぐ寝る、よく寝る赤ちゃんの本』(青春出版社)より一部抜粋・再構成してお届けします。

■赤ちゃんはなぜ寝ないのか? 

 赤ちゃんは新しいものや変化を怖がり、いつも通りであることに安心します。次に何が起こるか予測できるからです。

 寝る前の行動の流れ(就寝ルーティーン)もその1つ。毎日同じ流れに統一したほうが、赤ちゃんは「このあとはねんね!」と安心して納得することができます。

 見落としがちなのが寝かしつけのときの声色や表情。ママやパパがイライラした声をしていたり、不安そうな顔をしていたりすると、赤ちゃんも不安な気持ちになって、余計に寝つけなくなってしまいます。

 「早く寝てくれよ~~!」と思ってしまう気持ちは痛いほどよくわかります!  でもそこではグッとおさえて、気分は名俳優に! 

 「ねんねだよ~」とロボットのようでも構いません。やさしく声がけしてあげてください。イライラは寝かしつけ後に、(赤ちゃんを起こさないように)別の部屋で枕に叫んで吐き出しましょう。大きい声を出すことはストレス発散に有効な方法の1つですよ。

 赤ちゃんが泣くのは何かしらの不快を訴えていることが多いのですが、「今から寝るだなんて聞いていない!」「まだ寝るつもりじゃない」という驚きもこの不快要素の1つです。

 赤ちゃんにスムーズに眠りについてもらうためには、赤ちゃん自身が寝ることに納得していることが大切です。私はこれを「ねんねの納得度」と呼んでいます。

 では、ねんねの納得度を高めるためにはどうすれば良いのか?  3つの視点で解説していきます。

 視点1:就寝ルーティーン

 ねんねの納得度を高めるために大事なのが就寝ルーティーンです。ルーティーンとは同じ行動を繰り返すことです。毎日寝る前に同じ流れを繰り返すことで、赤ちゃん自身に「この後はおっぱいを飲んで、絵本を読んでねんねだな」と理解させることにつながります。次に起こることが予測できることで赤ちゃんは安心し、眠りを受け入れる心の準備ができるのです。

 就寝ルーティーンの内容に決まりはありません。たとえば、お風呂からあがる→スキンケアをする→授乳をする→絵本を読む→電気を消すといった流れが一例です。「絵本を読まなければいけない」などの決まりはありません。ご家庭で取り入れやすい内容で行いつつ、月齢や成長度合いに応じて臨機応変に変化させていきましょう。ただし、授乳での寝かしつけをやめていきたい場合は、ルーティーンの最後を授乳にするのは避けていくと良いでしょう

 視点2:眠たい空気づくり

 ねんねの納得度を高めるためにもう1つ重要なのが眠たい空気づくりです。目も頭もぴっかり冴えて起きているのに「もう時間だから寝なさい」と言われても、納得できないし眠れないですよね。スムーズに寝かしつけるためには、いかにして体を寝るモードにしていくかが大事な鍵になります。寝るモードへのアプローチは体と心からの2通りありますので、それぞれご紹介していきます。

■体を「寝るモード」にする方法

 方法その1:暗くして眠りを誘う

 ヒトは光を感じると覚醒し、暗いところではリラックスして眠たくなるようにできています。これにはメラトニン(別名:睡眠ホルモン)というホルモンが関係しています。

 夕方以降に暗いところにいるとメラトニンが分泌され、「もうすぐ寝る時間だよ!!」という信号を発します。これによって眠気がつくられるのです。

 スムーズに寝ついてもらうために、遅くとも就寝の1時間前、できれば2時間前からは明かりを落とし始めて徐々に暗くしていくようにしましょう。

 方法その2:生活リズムで眠りを誘う

 毎日同じ時間に起きて、同じ時間に寝るリズムができていると、おおよそ寝る前の時刻になると自然と眠い状態を作り出すことができます。

 とはいっても、毎日同じ時間に昼寝をとるのはなかなか難しいですよね!  1時間寝かせる予定だったのに30分で起きてしまうことも、寝つきが悪くて寝かせたい時間を大幅にオーバーしてしまうことだって、よくあることです。

 それはそれでいいんです。ガチガチに気にしすぎるのは心の毒!  できる範囲のことをしましょう。

 まずは起床時刻と就寝時刻を統一していくことをおすすめします。眠りに落ちる時刻を統一するのは難しいですが、寝室に行って寝かしつけを始める時刻を統一するだけなら、取り組みやすいのではないでしょうか? 

 起床時刻よりも早く起きてしまった場合、カーテンを閉めて寝室で待ちます(泣いてしまっているならあやすのはOK、遊び相手にはならないでおきましょう)。そしていつもの起床時刻になったら「おはよう!」と元気に挨拶してカーテンを開けましょう。

 方法その3:体温で眠りを誘う

 ヒトは眠りにつくときに体の中の体温(深部体温)を下げて入眠する性質があります。そのため、お風呂に入って体温が上がり、それが下がってくる波に乗って眠りに入れるとスムーズに眠りやすくなるのです。

 入浴から就寝までの推奨時間はおよそ45~60分程度です。入浴直後すぐにパジャマを着せて寝室に連れて行くと、まだ体がホカホカで眠りにつきづらい可能性があるので少し放熱の時間を持ってタイミングを図るようにしましょう。

■心を「寝るモード」にする方法

 体だけでなく心も寝るモードにしてあげることを意識してみましょう。寝る直前にサスペンスドラマを見てドキドキしていると、大人もなかなか寝つけないですよね。興奮したり不安な気持ちになったりすることを避け、安心してリラックスした状態にしてあげましょう。

 方法その1:声がけでリラックスさせる

 「また今日も寝かしつけか……」と暗くどんよりした気持ちになることもあるでしょうが、それを赤ちゃんが察知すると、より寝かしつけに時間がかかる可能性があります。せめて、寝る前だけでもやさしいトーンの声かけを意識してみてください。声のトーンは低めに、ささやくように「もうすぐねんねの時間だね」と声をかけてなでてあげるのも良いですね。

 親子共に自然に楽しい気持ちになるために、寝る前に1日の楽しかったことや、嬉しかったことの振り返りをするのもおすすめです。「今日、緑色の電車が走ってるの見えたね~」「ちょうちょが飛んでいたよね~」など、ささいなことで良いので、今日楽しかったことをお話ししてみましょう。

 方法その2:スキンシップでリラックスさせる

 肌と肌を触れ合わせるとお互いにリラックス効果があります。寝る前にハグをしたり、頬をすりすりしたり、マッサージをしたりしてスキンシップをとることで、リラックスした気分になって心が寝るモードに向かいやすくなります。お風呂上がりのスキンケアを兼ねて、ベビーマッサージを行うのも良いでしょう。

 方法その3:寝室=リラックスと認識させる

 怖がってしまっていたりすると、寝るモードになりづらくなってしまうこともあります。寝室は「寝る場所」「リラックスする場所」と覚えてもらいましょう。

東洋経済オンライン

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最終更新:11/27(土) 19:01

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