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ロンドン為替見通し=欧州中央銀行理事会でのインフレ高進への見解に要注目か

10/28 13:41 配信

トレーダーズ・ウェブ

 本日のロンドン為替市場のユーロドルは、欧州中央銀行(ECB)理事会でのインフレ高進への見解や12月理事会でのパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)減額幅への言及に注目する展開となる。

 9月のECB理事会でパンデミック緊急購入プログラムでの減額が決定され、12月理事会で減額ペースや終了後の代替策が協議されることで、本日の理事会では、現状のインフレ高進に対する見解やフォワードガイダンスと市場の利上げ観測との乖離に対する見解などが注目ポイントとなる。市場では、「ECBは政策金利を現行水準に維持し、パンデミック緊急購入プログラムを巡る決定を次回12月に先送りする」と見込まれている。現状のユーロ圏のインフレ率は前年比+3.4%と2008年以来の高水準にあり、年末に向けて原油価格や天然ガス価格の上昇により4%付近まで上昇する可能性が高まりつつある。しかしながら、ラガルドECB総裁やレーンECB専務理事兼主任エコノミストは、「インフレ高進は一時的」であり、サービス価格と賃金の伸びが依然として鈍いことを理由に、現在のインフレは金融政策の変更をもたらさない、と表明している。そして、両者は、市場の利上げ観測を牽制し続けている。ECBの2023年のインフレ見通しは1.5%で目標の2.0%を下回っており、ECBのハト派高官は、早すぎる引き締めは経済に悪影響をもたらすと警告している。

 ポンドドルは、来週のイングランド銀行金融政策委員会(MPC)での利上げ観測が後退しつつあること、供給のボトルネックとサプライチェーン(部品供給網)の停滞、新型コロナウイルスの感染再拡大、欧州連合(EU)とのソーセージ戦争の再燃懸念などで軟調に推移している。今週は、英国とEUとの通商協議が開催されており、関連ヘッドラインに要注目となる。

想定レンジ上限
・ユーロドルの上値目処(めど)は、10月19日の高値の1.1669ドル、ユーロ円は一目・転換線の132.53円。ポンドドルは10月20日の高値の1.3835ドル、ポンド円は一目・転換線の156.98円。

想定レンジ下限
・ユーロドルの下値目処(めど)は、10月12日の年初来安値の1.1524ドル、ユーロ円は10月27日の安値の131.58円。ポンドドルは一目・基準線の1.3624ドル、ポンド円は10月27日の安値の155.71円。

トレーダーズ・ウェブ

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最終更新:10/28(木) 13:41

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