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WeWork、曲折を経てついに上場-初日は歓迎ムードで株価上昇

10/22 3:31 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): シェアオフィス事業を手掛ける米ウィーワークが21日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場した。最初に株式公開を試みて以降、多くの変化を経験してきた。経営トップが変わり、従業員数は減少。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響も受けた。ただし、変わらないことも一つある。業績が赤字ということだ。

実際、今年上期の損益は29億8000万ドル(約3397億円)の赤字と、赤字幅は2019年上期の3倍だった。それでも上場初日の株価は13%高で終了。今回は投資家により好意的に受け止められた。

ウィーワークが前回上場を試みたのは19年。当時は不動産とテクノロジー分野の巨大企業だった。オフィススペースのレンタル事業を手掛ける同社はかつて、世界で最もバリュエーションが高いスタートアップ企業の一つで、本拠地ニューヨーク市で最大のオフィステナントだった。

共同創業者アダム・ニューマン氏は10年近くにわたって同社のイメージを入念に仕上げたが、新規株式公開(IPO)目論見書が開示されると、そうしたうわべは直ちに剝がれ落ちた。縁故主義や不明瞭な融資、その他の物議を醸す取引など、ニューマン氏個人および職務上の問題が次々と明るみに出て、赤字も拡大していた。

19年上期の赤字は9億500万ドル。一時的な会計上の利益を計上していなければ、全体の赤字はもっと膨らんでいた。それから数カ月後、ニューマン氏は最高経営責任者(CEO)の職から退いた。現金がほとんど底を突く事態となり、主要株主ソフトバンクグループの支援を受けた。

ソフトバンクG、ウィーワークに金融支援1兆円-株式8割保有

ウィーワークは、ナスダック上場の特別買収目的会社(SPAC)ボウX・アクイジションとの合併を通じて、NYSEに銘柄コード「WE」で上場した。株価は21日に上昇したが、ボウXとの合併では約90億ドルと評価され、ソフトバンクグループが出資した19年当時の評価額470億ドルを大きく下回る。

ウィーワークのサンディープ・マスラニCEOは、年末までに黒字化するとの見通しを1月時点で示していたが、同社はその後、予想を修正。フリーキャッシュフローの黒字化を来年達成する見込みだとしている。

原題:WeWork Goes Public, Finding a Warmer Reception This Time (1)(抜粋)

(c)2021 Bloomberg L.P.

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最終更新:10/22(金) 7:39

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