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株式明日の戦略-後場に崩れて29000円割れ、ここから下は週足の節目がサポート

10/22 3:50 配信

トレーダーズ・ウェブ

 21日の日経平均は3日ぶり大幅反落。終値は546円安の28708円。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり323/値下がり1786。KDDIやNTTなど通信大手の一角が逆行高。住友鉱山や東邦亜鉛など非鉄株には買われたものも多かった。上方修正を発表したシステムロケーションやコアが大幅高。ファミリーマートが全国の郵便局内に無人決済コンビニを設置すると報じられたことを材料に、サインポストに思惑買いが入ってストップ高となった。

 一方、オランダの半導体製造装置大手ASMLの株価下落などが嫌気されて、半導体株が総売り状態。レーザーテックが7.2%安、東京エレクトロンが4.6%安、アドバンテストが3.2%安と、主力どころの下げがきつかった。指数寄与度の大きいファーストリテイリングやソフトバンクGが大幅安。リスクオフムードが強まりドル円が円高に振れたことから、トヨタやホンダなど自動車株が軒並み安となった。アフターコロナ関連が弱く、グローバルダイニングやクリレスHDなど外食株や、エアトリやオープンドアなど旅行株が大幅安。直近で値を飛ばしていた光陽社や倉庫精練が大きく値を崩した。

 日経平均は大幅安。ダウ平均は史上最高値を更新したが、ナスダックが下落しており、上値は重いだろうとはみていた。しかし、500円を超える下落というのは意外感が強い。オランダASMLの株価下落に関しては、前場のうちに消化した。香港市場で取引が再開された中国恒大集団は急落しているが、ハンセン指数が暴落しているわけではない。取引時間中の米株先物も軟調ではあったが、落ち着いた動きであった。そうなると後場に崩れたのは国内要因ということになる。

 来週からは決算発表が本格化するため、直近で上げたものには手じまい売りが出やすいタイミングではあった。また、週初から短期の値幅取りのような荒い売買が活発となっていた。今週末には静岡と山口で参議院の補欠選挙があり、岸田政権の支持率がなかなか上がってこない中、ここで政権与党が苦戦した場合、31日の衆議院選挙にもネガティブな影響が及ぶ可能性はある。前の週からの戻り基調もきのうで一服した感もある中、買い手と売り手のパワーバランスが、一気に売り手優位になったということなのだろう。

 今晩の米国株が下落しても常識的な下げであれば、あすはきょうの下げに対する買い戻しが入ると考える。インフレ高進への懸念はくすぶるが、来週以降に多く出てくる企業決算がそろって失望を誘うものになるとは想定しづらい。きょうの終値は28708円だが、すぐ下には13週線(28660円、21日時点、以下同じ)と26週線(28634円)が控えている。これらを割り込んでも、その下には8月の株安局面でサポートになった52週線(28264円)が控えている。きょうは嫌な下げ方となってはしまったが、悲観に傾く局面ではない。

トレーダーズ・ウェブ

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最終更新:10/22(金) 3:50

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