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ゼネテックの上野社長、「デジタルツイン技術で日本のものづくりに貢献」

10/12 8:32 配信

モーニングスター

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 ゼネテック <4492> の上野憲二社長がモーニングスターの朝倉智也代表と対談した。コンピューターの高性能化や、5Gの普及、センサー技術の向上などソフト面とハード面が飛躍的な進化を遂げるなか、上野社長は「製造業をDX(デジタルトランスフォーメーション)へと導く“デジタルツイン時代”の幕が開けた」として、日本で近々の問題となっている社会インフラの老朽化に取り組んでいく方針を示した。

 ゼネテックは、半導体製造装置関連のソフトやハード、システム開発が主力だが、世界トップシェアを誇る3次元CAD/CAMシステム「Mastercam」の日本総代理店として、製造現場向けのエンジニアリングソリューションを提供しているほか、18年からは3Dシミュレーションシステム「FlexSim」の日本総代理店として輸入販売および技術サポートを行っている。

 特にFlexSimは、「年々複雑化するサプライチェーンや多品種少量型の生産工程の課題を見える化した上で、“デジタルツイン技術”を活用して最適な解決策を簡単に導き出すことができるシミュレーションシステム」(上野社長)だ。デジタルツインとは、「現実にある、人やモノや環境そのものをサイバー空間上に再現すること」で、企業内の基幹システムとも双方向の連携が可能なほか、機械設備や人員の位置情報なども取り込むことで、正確なデジタルツインを構築することができる。すでに、トヨタ自動車 <7203> 、独フォルクスワーゲン、アマゾン・ドットコム<AMZN>、アイビーエム<IBM>、アップル<AAPL>など世界を代表する企業で広く活用されている。

 一方、上野社長は、日本が建物の老朽化に対応しきれていない理由について、「製造プロセスの『見える化』ができていないためだ」と指摘。ゼネテックでは、FlexSimを活用した「デジタルツイン技術」により製造プロセスの「見える化」を図り、工場全体をデジタル化することで、全体を一元管理。多くの問題や課題をリアルタイムで解析し、最適な解決策を導き出すことで、生産性の向上を実現していく方針だ。

 また、NEC <6701> や大林組 <1802> などが共同で設立したAI技術を持つBIRD INITIATIVEとの協業でFlexSimとAIによる自律的学習で経済効果モデルの算出や適用を行えるAI・3Dシミュレータを開発している。モーニングスターの朝倉代表はFlexSimの今後について、「日本では(ゼネテックが販売を開始した18年から)約3年が経っているが、これから爆発的に増えていく期待がある」と評価した。

 最後に上野社長は、「デジタルツイン技術を向上させ、製造業のDX化による日本のものづくりの復活への貢献と、社会のDX化の推進で、より良い社会づくりに貢献していく」と投資家へメッセージを送った。

提供:モーニングスター社

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最終更新:10/12(火) 8:32

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