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【図解付き】手数料をなめてかかると痛い目に…「つみたてNISA」で絶対にやってはいけない失敗例

9/29 8:01 配信

マネー現代

(文 小林 亮平) 投資の第一歩としてつみたてNISAを始める人が多くなった昨今。だが、つみたてNISAを深く理解しないままスタートしたことで後悔する人も増えていると、元銀行員で資産運用YouTuberの小林亮平氏は指摘する。

 投資初心者に向けて、新刊『これだけやれば大丈夫! お金の不安がなくなる資産形成1年生』を著した小林氏が、YouTubeやSNSのフォロワーの声をもとにNISAの失敗例と、その対策を解説する。

手数料の差でこれだけのリターンの違いが

 【失敗例1:金融機関を適当に選んでしまった】

 前提として、NISA口座は、同じ年に複数の金融機関で利用することはできません。つまり、ある金融機関でNISA口座を開設した場合、その年はもう他の金融機関でNISA口座は開設できないため、慎重に選ぶのが望ましいでしょう。

 この金融機関選びで失敗したという人の声はよく聞きますが、主な背景として、つみたてNISA口座で選べる商品ラインナップがあります。

 つみたてNISAの対象商品は、低コストなど一定の要件を満たした投資信託190本程度に厳選されていますが、金融機関によって取り扱いの商品数が異なります。

 たとえば、ある大手銀行などでは、つみたてNISAの取り扱い商品がたった数種類しか用意されていません。

 低コストで人気のeMAXIS Slimシリーズは、対面販売の銀行や証券会社などではつみたてNISAの商品ラインナップに入っていないことも多いです。

 「ちょっとくらいの手数料の差なら、別にいいか」と思う方もいるかもしれませんが、試しに、年間の保有コストである信託報酬の違いで、どれくらいリターンに差が出るか見てみましょう。

 以下の資料は、信託報酬が年0.1%の投資信託と年1.0%の投資信託にて、投資元本100万円、運用期間30年、信託報酬控除前の運用利回りを年5%とした時の比較です。

 最終的なリターンは956,751円もの差が出ているので、ほんの少しのコストの違いでも、長期の運用成績に与える影響は大きいことが分かります。

 つみたてNISAは非課税期間の長さを活かした長期投資が前提となってくるため、少しでも低コストの投資信託を選ぶのがベターと言えます。

金融機関を変更する際に注意することは?

 そこで、私のおすすめはネット証券で、人気の楽天証券やSBI証券などであれば、つみたてNISA対象商品がほぼラインナップされています。

 私が愛用している楽天証券は、投資信託の積立を楽天カードでクレジット決済することができて、積立額の1%が楽天ポイントとしてもらえる点も魅力的です。

 このように、商品選びなどで後悔しないよう、楽天証券やSBI証券などのネット証券でつみたてNISAを始めることを検討してみましょう。

 ちなみに、つみたてNISAは金融機関の変更が年単位で可能なので、もし変更する年に、まだ変更前の金融機関のつみたてNISA口座で商品を購入していなければ、9月30日までに手続きを行えば年内に切り替えができます。

 ただし、変更する年につみたてNISA口座で商品をすでに購入していた場合、もしくは9月30日を過ぎて手続きした場合は、翌年からの切り替えになります。

 また、仮にA銀行のつみたてNISA口座ですでに購入した商品がある場合、それはB証券のつみたてNISA口座には移せないので、そのままA銀行のつみたてNISA口座で引き続き運用するか、売却するかの選択肢になることは知っておきましょう。

 記事後編【高リスクの人気商品を選んだら…つみたてNISAで失敗する人が見落としている大事なこと】に続きます。

マネー現代

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最終更新:9/29(水) 8:01

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