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株式明日の戦略-後場失速も下値は限定的、あすは権利付き最終日に4社が新規上場

9/28 3:50 配信

トレーダーズ・ウェブ

 27日の日経平均は小幅反落。終値は8円安の30240円。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり736/値下がり1355。緊急事態宣言の全面解除をにらんでアフターコロナ関連銘柄が幅広く物色された。ANAやJR各社など、空運株および鉄道株が軒並み大幅高。HISは8%を超える上昇となった。三越伊勢丹や高島屋といった百貨店のほか、串カツ田中や鳥貴族といった外食も多くが強い上昇。パーソナルトレーニングを展開する247はストップ高まで買われる場面があった。日立は経済誌で特集されたことを手掛かりに4%超の上昇となり、年初来高値を更新。金利の先高期待を背景に、三菱UFJ、三井住友、みずほのメガバンク3行が買いを集めた。

 一方、キーエンス、レーザーテック、ダイキンなど、値がさ株に大きく売られるものが目立った。環境省が土砂災害の危険性のある場所での太陽光発電施設の新設を抑制する方向で検討しているとの報道が出てきたことから再生エネルギー関連が売られており、レノバやウエストHDが大幅安。月次にポジティブサプライズがないと受け止められた神戸物産が7%を超える下落となった。ピックルスは利益見通しの上振れ発表が好感されず急落。新株予約権の発行が嫌気されて24日にストップ安となったグローバルウェイは、本日は取引時間中には値が付かずストップ安比例配分となった。

 日経平均は8円安(30240円)とほぼ横ばい。後場に萎んでおり印象は悪いが、先週末の米国株はまちまちで、特に意外感のない動き。急失速した海運株に関しては、現状では配当利回りの高さが人気を集める要素になってはいるが、じっくり配当を取って長期で保有したいという投資家だけでなく、デイトレ志向の資金もかなり入っていると思われる。ここまでかなり派手に上昇してきただけに、権利付き最終日近辺の値動きが荒くなるのは仕方ない。むしろ、海運株の派手な崩れっぷりを見ても、日経平均が一桁の下落にとどまったことが、今の日本株の強さを表している。

 あすは9月の権利付き最終売買日となるが、翌29日に自民党総裁選の投開票が予定されていることから、やや身構えるような地合いになると思われる。きょう跳ねたアフターコロナ関連も、9月の権利取りが絡む銘柄に関しては、駆け込み買いよりも利益確定売りの方が強めに出てくるかもしれない。ただ、そのような中でマザーズには4社が新規上場するなど、投資家を退屈させない材料もある。きょうのような不安定な動きが出てきたとしても、リスク選好度合いの強い状態は維持されるだろう。

トレーダーズ・ウェブ

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最終更新:9/28(火) 3:50

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