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ドイツ連立交渉に数カ月かかる可能性-総選挙で明確な勝者なし

9/27 6:55 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 26日投開票のドイツ連邦議会(下院)選は明確な勝者のいない接戦となり、中道左派の社会民主党(SPD)と保守のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の2大勢力が、それぞれ連立政権樹立に向けた次の動きを計画している。

ショルツ財務相のSPDとラシェットCDU党首率いるCDU・CSUはいずれも単独過半数には届かないため、環境保護政党の緑の党と中道の自由民主党(FDP)を取り込んで連立を組む必要があるが、これは複雑な交渉となりそうだ。

緑の党はSPDと組むほうを好む傾向があるが、FDPのリントナー党首は、保守政党との連立のほうが望ましいと述べてきた。両党は実質的にどの閣僚ポストを望むか指定できる立場にある。

4年前の総選挙では、メルケル首相の4期目最後の政権が発足するまで過去最長の約6カ月を要した。新首相が就任するまではメルケル氏が引き続き現内閣を率いる。

SPDが望ましいと考えている連立パートナーは緑の党だが、過半数を確保するにはFDPの参加も必要だ。FDPは増税せず、政府借り入れに対する憲法上の制限を復活させることを公約に掲げており、インフラ投資拡大と富裕層増税を目指すショルツ氏および緑の党にとって受け入れるのは難しい要求だ。

CDU・CSUとSPDの大連立となれば、現在のメルケル政権と同じ枠組みを踏襲することになる。緑の党とFDPを締め出す理由を説明するのが困難なほか、ショルツ、ラシェット両氏とも首相の座を目指しているため、大連立の可能性は低そうに見える。ただ、両党を合わせると408議席と大きな過半数を確保できるため、他の交渉が難航すれば、検討される可能性はある。

他の議会制民主主義国家とは異なり、ドイツでは国家元首の大統領が次期首相を指名せず、各政党が独自に選択肢を模索する。

連立交渉のプロセスが12月19日以降も続けば、メルケル氏はコール元首相を抜いて戦後ドイツで最長在任の首相となる。

原題:Inconclusive German Vote Could Mean Months of Coalition Talks(抜粋)

(c)2021 Bloomberg L.P.

Bloomberg

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最終更新:9/27(月) 6:55

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