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NYの視点:今週の注目:パウエルFRB議長とイエレン財務長官の証言、PCEコア、GDP、債務上限問題、ECB

9/27 7:37 配信

フィスコ

短期投機家・投資家の円の売り持ち高は前々週からさらに減少し1カ月ぶり低水準となった。ポンドは再び売り持ちに転じた。英中銀が金融政策決定会合で、速やかな利上げを示唆し投資家のポンドの買戻しが強まった。

先週に引き続き、中国恒大のドル建て社債利払いの行方を睨む。また、米国の政府機関閉鎖を回避するつなぎ融資案可決期限を30日に迎える。予算案がまとまらず米国の債務上限が引き上げられなければ、10月にも米国連邦政府は機関閉鎖の危機に直面するため、行方には引き続き注目が集まる。

また、パウエルFRB議長とイエレン財務長官が上下院でパンデミック救済策に関する証言を予定しており、注目材料となる。欧州中央銀行(ECB)はフォーラムを開催。ラガルド総裁をはじめ、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長、日銀の黒田総裁、英中銀のベイリー総裁が参加予定で、パンデミックを受けた各国の大規模緩和の行方などを探るために発言に注目される。

FRBは9月連邦公開市場委員会(FOMC)で大規模緩和維持を決定すると同時に、資産購入縮小の条件が整い速やかに開始、2022年の利上げの可能性を示唆した。11月の会合で資産購入縮小開始が発表されることがほぼ織り込まれつつあり金利の上昇やドル買いにつながっていた。しかし、FRBのパウエル議長は24日に開催した「FED Listens」イベントで、現在進行しているようなサプライチェーンの問題は見たことがなく、「人手不足、スラックが共存した経済は今までなかった」と、不透明性が依然存続することを指摘しており、11月のテーパーは決定事項ではないことも証明された。

日本では新型コロナウイルスの変異株流行が収束できずに、回復に引き続き影響を与えると見られ、緩和策の解消開始は先進諸国の中で、最後となる可能性が強く、円売り要因となる可能性がある。

さらに、ドイツ総選挙、自民党総裁選投開票が予定されている。ドイツでは16年間首相を務めたメルケル氏の後任が選出される。


■今週の主な注目イベント

●米国
27日:8月耐久財受注、9月ダラス連銀製造業活動指数、ブレイナードFRB理事、エバンス・シカゴ連銀総裁NABEで講演、ウィリアムズ米NY連銀総裁がNYエコノミッククラブで討論会
28日:8月前渡商品貿易収支、8月卸売在庫、7月FHFA住宅価格指数、S&P20都市住宅価格指数、9月消費者信頼感指数、9月リッチモンド連銀製造業指数、イエレン財務長官がNABEで講演、エバンス・シカゴ連銀総裁が挨拶、ボスティック米アトランタ連銀総裁が経済見通し討論、ブラード・セントルイス連銀総裁が米経済・金融政策を討論、ボウマンFRB理事が講演
パウエルFRB議長と、イエレン財務長官上院銀行委でパンデミック救済策に関し証言
29日:8月中古住宅販売仮契約、ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
パウエル議長がECBのフォーラム参加
30日:新規失業保険申請件数、4-6月期GDP確定値、シカゴPMI、FRBのパウエル議長と、イエレン財務長官が下院でパンデミック救済策に関し証言、ウィリアムズ米NY連銀総裁がFRBのパンデミック救済策を討論、ボスティック米アトランタ連銀総裁が講演、エバンス・シカゴ連銀総裁が経済見通しに関し討論、ブラード・セントルイス連銀総裁が開催あいさつ、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁が討論会参加
政府機関閉鎖を回避するつなぎ融資案可決期限
10月
1日:8月PCEコアデフレーター、9月製造業PMI、9月ミシガン大消費者信頼感指数、9月ISM製造業景況指数、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁が経済見通しを討論、メスター・クリーブランド連銀総裁がインフレや雇用に関し討論

●ユーロ圏
26日ドイツ総選挙
28日:ラガルドECB総裁がECBフォーラムで講演
29日:ユーロ圏消費者信頼感
30日:ユーロ圏、独、伊失業率、仏、独、伊CPI
1日:ユーロ圏CPI、仏、ユーロ圏、独PMI

●日本
29日:自民党総裁選投開票、黒田日銀総裁が討論会に参加

●英国
29日:ベイリー英中銀総裁がECBフォーラムで講演
30日:GDP
1日:製造業PMI

●中国
30日:財新製造業・非製造業PMI

《FA》

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最終更新:9/27(月) 7:41

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