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日経平均3万円台回復、自民党総裁選で日本株が買われる展開か

9/27 8:16 配信

LIMO

中国恒大集団を巡る不透明感は後退

2021年9月24日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前日より609円41銭高の3万248円81銭でした。終値が3万円台となったのは17日以来1週間ぶりです。

先週は中国の不動産大手、中国恒大集団の債務問題を巡る不透明感を背景に世界的な株安となりました。20日の米株式市場でダウ工業株30種平均が大幅下落。これを受けて、東京株式市場も3連休明けの21日には大幅安となり、終値は2万9839円71銭と3万円を割り込みました。

日経平均はその後も続落となりましたが、中国恒大集団が22日午前、23日に期日が到来する人民元建て債の利払いを実施すると発表したことなどから、同問題を巡る不透明感がいったん後退。買い戻しの動きとなりました。

今週の動きはどうなるでしょうか。22日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が行われ、その内容が注目されていました。結果、テーパリング(量的緩和の縮小)が年内に開始されると示唆されたものの、投資家の間では織り込み済みで、むしろ無難に通過したと見られ幅広い銘柄に買いが広がりました。

その後2日間でダウ平均は800ドル以上上昇。24日の米株式市場でもダウ平均は小幅に3日続伸し、前日比33ドル18セント高の3万4798ドル00セントで終えました。日本株も週初から底堅い展開になることが期待されます。

国内では、29日に自民党総裁選が投開票されます。海外の投資家は日本の政治情勢に関心が高く、新政権誕生によるコロナ対策の財政出動など経済政策への期待から日本株が買われる可能性は少なくないでしょう。

さらに、足元ではコロナの新規感染者数が減少傾向にあります。このままコロナがピークアウトすれば、経済活動再開への期待も高まることから株式市場には追い風となります。

米国などで株高傾向が続いているにもかかわらず日本株は出遅れ気味でした。いよいよ、その出遅れ感を取り戻す時期にさしかかったと見ていいでしょう。

日経平均は「往って来い」でゴールデンクロス形成

先週の日経平均の値動きをテクニカル面から振り返ってみましょう。先週は連休明けの21日に大きく窓をあけて下落。その後も陰線が続きました。ただ、23日の祝日をはさみ、24日には窓をあけて大きく上昇。5日移動平均線も回復しました。

今週以降の展開はどうなるでしょうか。3万円を割って大きく下落したことから、一時はこのまま25日線の2万9000円、さらには75日線の2万8500円あたりまで下がるのではないかと懸念されました。しかし、これまでの節が集まっている2万9500円付近で下げ止まると、再度反発。結果として「往って来い」のような形になりました。

チャートの形は悪くありません。25日線、75日線がともに上昇しており、さらに25日線が75日線を下から上に抜けるゴールデンクロスが形成されています。

それ以前にゴールデンクロスが形成されたのはいつだったかと振り返ってみると、2020年10月で、これはその後2021年2月までの大きな上昇のきっかけとなった場面です。その点では、2月中旬から8月下旬まで続いた下降トレンドがいよいよ終了し、上昇トレンドに変化したと見ることができます。目線を上にもって付いていきたいところです。

上値メドとしては9月14日の高値(3万795円)になります。楽しみなのは、ここを抜けてしまうとかなり視界が広がっていることです。大きな節となると、バブル時最高値の3万8957円まで視野に入ってきます。一気に上のステージに上がることも期待できそうです。

LIMO

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最終更新:9/27(月) 8:16

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