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3カ月半ぶりに「台湾全土で授業再開」どのようなコロナ対策が講じられているのか

9/26 19:01 配信

東洋経済オンライン

 台湾で2人の男の子の子育て真っ最中の神谷知佳が台湾の育児事情などについてお届けします。今回は現在、学校が再開した台湾のコロナ事情について。

■3か月半ぶりに学校生活が再開! 

 5月中旬から台湾全土の幼稚園から大学まで休校措置が取られ、そのまま夏休みに突入していた台湾の学生ですが、7月27日から警戒レベルが二級に引き下げられ、現在も二級を維持しているので、夏休みが延長されることなく、ついに9月1日から高校以下の学校では新学期、そして台湾では新学年を迎え、対面授業の再開となりました。

 例年では新入生と共に付き添いの保護者も教室に入って初日を過ごしますが、大多数の小学校では感染防止のため保護者の立ち入りは禁止となり、校門での見送りとなったようです。

 では、長く続いたステイホーム期間を経て、台湾の学校ではどんな新型コロナ対策を講じているのでしょうか? 

 各自に三面板が準備され、それぞれの机の上に置いて飛沫感染を防ぐため使用されることになりました。主にお昼ごはんの際にこの三面板を使用し、パーテーションで囲い、黙食が必須となっています。

 この三面版ですが、とても良く考えられたもので、びっくり! 

 1:パーテーションを使用しないとき(授業中)は、折りたたんで「工作マット」に

 2:ひっくり返すと、バインダーがついていて画板代わりにも

 3:これを広げて組み立てると? !  「パーテーション」に変化! 

 収納場所も必要がなく、組み立てもスムーズ。とても効率が良いですね! 

■体温測定とアルコール消毒の徹底

 長男の通う小学校では、学校へ入った後、一番最初に行うことは「体温測定と手洗い、衣類やカバンなど持ち物のアルコール消毒」というプロシージャ(ルーチン)になっています。

 授業と授業の間、そしてお昼ごはんの前後には必ず手洗いとアルコール消毒を先生の指示のもと徹底されているようです。

 学校によっては、通り抜けるだけで全身を除菌してくれるクリーンゲートが数台導入され、そのゲートを通ってから学校に入るところもあります。

 マスク着用は必須ですが、予備のマスクも5枚程度学校に置いておくように指示がありました。

 ーー暑い台湾では“マスク+フレーム”で通気性よく

 まだまだ暑い台湾で毎日長時間のマスク着用は苦しいですが、少しでも緩和するようにマスクの中にプラスチックのフレームを挟んで通気性を良くしています。

 また、各クラスに消毒担当の消毒委員なるものを決めて、教室のドアノブなどの消毒も随時行っているとのことでした。

■社会科見学や遠足は実施

 長男の学校では2週間に一度バスで遠くの山へ出かけ、山登りの日があるのですが、今のところこのイベントは継続されています。ただし、行き帰りのバスの座席は隣に誰も座らないよう梅花座(中国語で距離を開けて座ること)が徹底され、一人一席の着用となっています。

 外出先でのお昼のお弁当時も黙食をしているとのこと。他にも学校で行われる保護者ミーティングも中止にならず、梅花座を徹底し、パーテーションを使用しながら行われています。

 これは日本も同じだと思いますが、体育の授業でもマスク着用。長男の学校では剣道の授業があるのですが、スポーツ用のマスクをした上からお面を被る徹底ぶりです。

 このように念入りなコロナ対策をして学校生活が再開された台湾ですが、状況が変わればすぐさま、翌日からオンライン授業なんてことにもなりかねません。保護者は毎日ひやひや過ごしています。

神谷知佳
台湾で2児(ともに男児)の子育て真っ最中。国際線CA→大手スポーツメーカーの人事を経て台湾移住。現在はフリーランス人事として仕事と育児のバランスを模索中。

東洋経済オンライン

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最終更新:9/26(日) 19:01

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