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ユーロ週間見通し:下げ渋りか、中国金融不安後退で円売り継続も

9/25 14:34 配信

フィスコ

■伸び悩み、米長期金利上昇を意識したユーロ売りも

今週のユーロ・ドルは伸び悩み。一時1.1684ドルまでユーロ安・米ドル高に振れる場面があった。中国の不動産開発大手、中国恒大集団が債務不履行に陥るとの懸念が強まり、週前半に欧米株式は大きく下げたことを受けて安全逃避のユーロ売り・米ドル買いが活発となった。9月21-22日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で、「量的緩和の縮小に着手することが近く正当化される公算が大きい」との見解が提示され、米長期金利が上昇したこともユーロ売りにつながった。取引レンジ:1.1684ドル-1.1755ドル。

■もみ合いか、雇用やインフレ関連の指標が手掛かり材料に

来週のユーロ・ドルは、もみ合いか。経済指標ではユーロ圏の8月失業率や9月消費者物価指数などが注目されそうだ。いずれも改善すれば金融緩和策の早期縮小への期待が広がり、ユーロ買い要因に。ただし、米量的緩和策の早期縮小の思惑も残されており、リスク選好的なユーロ買い・米ドル売りが大きく広がる可能性は低いとみられる。

予想レンジ:1.1620ドル-1.1820ドル

■強含み、中国金融不安後退でリスク回避の円買い縮小

今週のユーロ・円は強含み。中国の不動産開発大手、中国恒大集団が債務不履行に陥るとの懸念が強まり、週前半に欧米株式は大きく下げたことを受けてリスク回避的なユーロ売り・円買いが活発となった。しかしながら、中国恒大集団は9月22日、23日に期日を迎える人民元社債の利払いを実施すると発表したことから、リスク回避的な円買いは縮小し、ユーロ・円は週末前に129円台後半まで戻す展開となった。取引レンジ:127円93銭-129円85銭。

■下げ渋りか、中国金融不安後退で円売り継続も

来週のユーロ・円は、下げ渋りか。中国恒大集団の債務問題に対する市場の関心は引き続き高いことから、同社が債務不履行に陥る可能性が大幅に低下した場合、中国金融不安の後退でリスク回避的なユーロ売り・円買いは一段と縮小するとみられる。経済指標では、ユーロ圏の8月失業率と9月消費者物価コア指数が材料視されそうだ。消費者物価指数が市場予想を上回った場合、ユーロ圏の金利先高観は強まり、ユーロ買いにつながる。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・9月30日:8月失業率(7月:7.6%)
・10月1日:9月消費者物価コア指数(8月:前年比+1.6%)

予想レンジ:128円50銭-131円00銭


《FA》

フィスコ

最終更新:9/25(土) 14:34

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