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「最高のみそ汁」、話題の腸活法で考えた簡単5秘訣

9/25 9:01 配信

東洋経済オンライン

世界的に著名な自然療法士でオステオパシストのフランク・ラポルト=アダムスキー氏。1992年に発表された「アダムスキー式腸活メソッド」は、Google.itの食事法(ダイエット)部門(2017年)で「最も検索されたキーワードのベスト3」に選出されるほど、本国イタリアのみならず、ドイツ、フランス、スペイン、ポルトガル、ベルギー、トルコなど、世界中で話題になっている。
日テレ系列「世界一受けたい授業」(5月22日放映)でも紹介され、「アダムスキー式腸活メソッド」をすべて解説した『腸がすべて:世界中で話題! アダムスキー式「最高の腸活」メソッド』は、日本でも9万部を超えるベストセラーになっており、大きな反響を呼んでいる。

訳者の森敦子氏が本書の翻訳を通して感じたのは、「食べ物は『何を食べるか』ではなく、『何と組み合わせて食べるか』が大事」ということ。
では、アダムスキー氏の提唱する「最高の腸を手に入れるための組み合わせ」はどうやって食卓に取り入れればいいのだろうか?  今回は、本書の翻訳を手掛けた森氏が、アダムスキー式腸活メソッドを学んで考えた「腸にいい理想のみそ汁」について解説する。

■「みそ汁」は世界に誇れる「腸活料理」

 今、「食べ物の組み合わせを変えるだけ」という手軽さで話題となっている腸活法「アダムスキー式腸活法」。

 実は、著者であるアダムスキー博士は、現地イタリアの読者に「腸活食材」として、ある日本の調味料をおすすめしています。その調味料とは、「みそ」。著書の中でも「Miso(みそ)」のコーナーを設けてその魅力を紹介しているほどです。

 みその原料となる「大豆」には貴重な「植物性たんぱく質」が豊富なうえに、それを発酵させた「みそ」には、消化管の働きをよくし、腸内細菌フローラを健康にしてくれる「乳酸菌」がたっぷりと含まれているのだそうです。

 みそを使った料理のなかでも、私たち日本人が毎日のように食べている「みそ汁」なら、一度に複数の食材を摂取することもできるので栄養のバランスもとれますし、食材の組み合わせが自由自在なので毎日食べても飽きることがありません。

みそ汁は昔から日本人の腸を整えてくれている優秀な「腸活料理」なのです。「意外! 腸を汚す「みそ汁」の食べ方、残念すぎる4NG」では、腸活効果を下げてしまうもったいないNGについて解説しましたが、本記事では、話題の「アダムスキー腸活法」から考えた、簡単な5つの「最高の腸活みそ汁」を紹介します。

 「アダムスキー腸活法」では、実践者になるべく「旬の食材」を食べるようにすすめています。

 世界中のどこにいても、「その場所で育ったものを、その場所の気候にあったタイミングで食べること」が腸を整えることにつながるのだそうです。

■旬の食材を味わうことは、最高の腸活

【1】「季節の野菜」をたっぷりと入れる
 この時期であれば「秋ナス」「きのこ」「サトイモ」「サツマイモ」などのみそ汁がおすすめです。もう少し秋が深まったら、「大根」や「白菜」もおいしくなりますね。

 一般的に、旬の野菜は栄養価が高いといわれています。けれども、それだけでなく季節の食材は味が濃く、風味がよいことも、ひとつの腸活ポイントなのだそうです。

 アダムスキー博士は、「健康を手に入れるためには、体によいものを食べるだけでは不十分」であり、「食事を味わう」ことが大切だと話しています。

 旬の野菜を食卓に取り入れると、「ナスがおいしくなったな」と感じたり、家族と「もう白菜の季節だね」と話したり、自然と食事を楽しむようになります。

 一見、健康とは関係のないことのように思えますが、実はこうしてリラックスした状態で「マインドフルな食事」をとることが、腸の働きをよくするためには欠かせないのだと、アダムスキー博士は話しています。

 「旬のものをおいしく楽しく食べる」ことが「腸の健康」につながるというのは嬉しいですね。

 ただし、みそ汁の具を選ぶときにひとつだけ気をつけることがあります。それは、「アダムスキー式腸活法」の根幹である「食べ物の組み合わせ」です。

■「スロー」×「ファスト」の組み合わせはNG

【2】「ファストの食材」は入れない
 そもそも「アダムスキー式腸活法」とは、食べ物を「腸を通過するのが速い食品(ファスト)」と「遅い食品(スロー)」に分け、スピードの違う2種類の食品を同時に摂取しないことで、「腸の詰まりを防ぐ」腸活法です。

 この「腸活法」に従うと、「大豆」を原料とする「みそ」は「スロー」です。具としては「豆腐」「わかめ」「肉」「魚介」のほか、「ほとんどの野菜」も「スロー」なのでOKです。

 一方で、「カボチャ」「トマト」「ピーマン」「パプリカ」といった「一部の野菜」は「ファストの食品」に分類されます。「トマト」「ピーマン」「パプリカ」は、みそ汁の具として使われることはほとんどありませんが、「カボチャ」は使われることがあります。そのため、「みそ汁(スロー)」に「カボチャ(ファスト)」を入れるのは避けたほうがいい、と「アダムスキー式腸活法」では考えられています。

また、「日本人なら簡単『キノコは腸にいい』最高の食べ方」でも紹介したように、「みそ汁(どちらもスロー)」に、「おかず」として「ファストの食品」を組み合わせるのも、食べるときにお腹の中で混ざってしまうためNGです。

 みそ汁を食べるときは、おかずの食材に「トマト」「ピーマン」「パプリカ」といった「ファストの食品」を組み合わせるのを、腸のためには避けましょう。

 「旬の野菜」を選んだら、「わかめ」や「えのき」といったみそ汁の定番の具を追加して、腸にいい「食物繊維」を足すのもおすすめです。

■「食物繊維」をプラスして「腸活」を強化

【3】「わかめ」「えのき」をちょい足しする
 「食物繊維」は、腸の汚れをかき出し、便のかさを増すことで、便秘を予防する食材として知られています。

 また、食物繊維は、大腸の中に住んでいる「善玉菌」のエサとなり、「悪玉菌」を減らしてくれるという嬉しい効果も期待でき、「腸の健康」のためには、食物繊維を積極的に摂取することが大切だと考えられています。

 みそ汁の具を決めるときに、「わかめ」などの「海藻類」や、「えのき」などの「きのこ類」といった「定番のみそ汁の具」をちょい足しする習慣をつけると、プラスアルファの食物繊維を摂取することができます。

 わかめやえのきには「水溶性食物繊維」が含まれていますが、この食物繊維には水に溶けだす性質があるのだそうです。けれども、汁まで飲めるみそ汁なら、溶け出した水溶性の食物繊維まで、しっかり逃さず口にすることができます。

 ちなみに、だしに使われる「昆布」「かつお節」「煮干し」はいずれも「スロー」ですので、安心して飲みほして構いません。

【4】みそは「火を止める直前」もしくは「火を止めてから」
 「みそを入れるタイミング」も大事な腸活ポイントです。日本でも昔から、「みそは加熱しすぎると風味が損なわれる」といわれていますが、実は、みそを加えたみそ汁を加熱しすぎないというのは、腸内細菌のためにもとてもよい方法なのだそうです。

 アダムスキー博士は、「加熱により細菌フローラや酵素が死滅しないよう、みそは火を止める直前、もしくは火を止めた後に加えたほうがよい」と話しています。

 よく食材の様子を見て、「もう火が通ったな」というタイミングでみそを溶くようにしましょう。

 みそ汁の仕上げに、「非加熱の植物性オイル」をひと回しかけるのも、腸にいい食べ方のひとつです。

【5】仕上げに「アマニ油」をひと回し
 「アダムスキー式腸活法」では、「良質な植物性オイル」を非加熱で多めに摂取すると、消化管の壁にたまった汚れを盲腸へ滑らせる効果が期待できると考えられています。オイルが腸の中で「潤滑油」のような働きをしてくれるのだそうです。

 みそ汁と合わせるのなら、おすすめは「アマニ油」です。アマニ油なら、ほとんど無味無臭ですのでみそ汁の味を邪魔することもありません。

 「非加熱」で摂取することが大切なので、火を止めてから、仕上げにひと回しかけるようにしましょう。

 自分以外の家族には普通のみそ汁を出したいという場合は、器に注いでからアマニ油をかけるといいと思います。

■「毎日の小さな習慣」で腸活を始めよう

 みそ汁は私たちが毎日のように口にしている料理ですが、ちょっとした工夫で「腸活料理」に変えることができます。

 「食事を極端に変える」とか「激しい運動をする」となるとハードルが高いですが、「負担にならない習慣」であれば毎日続けることができるし、継続することで体の変化も持続的になります。

 アダムスキー博士も、「毎日の小さな習慣を大切にすることが腸の健康につながる」と話しています。

 みなさんも「アダムスキー式腸活法」を学んで、「小さな習慣」から腸活を始めてみませんか。

 (医学監修:澤田幸男/医学博士、澤田肝臓・消化器内科クリニック院長)

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最終更新:9/25(土) 9:01

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