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米8月住宅着工件数、前月比3.9%増の161.5万戸―市場予想上回る

9/22 10:36 配信

モーニングスター

<チェックポイント>
●アパート急増が寄与した一方、一戸建ては依然低迷
 
●許可件数、アパート急増で2カ月連続増加―市場予想上回る
 
●一戸建て未着工件数、8カ月連続増加
 
 
 
 
 米商務省が21日発表した8月住宅着工件数(季節調整値)は年率換算で前月比3.9%増の161万5000戸と、7月の同6.2%減(改定前は7.0%減)から増加に転じた。6月(165万7000戸)以来、2カ月ぶりの高水準に戻り、市場予想の155万-156万戸を上回った。
 
 着工件数が増加したのは、月ごとに変動が激しいアパート(5世帯以上)が前月比21.6%増の53万戸と、3カ月ぶりに増加に転じたためだ。
 
 これに対し、主力の一戸建ては同2.8%減の107万6000戸と、2カ月連続で減少した。市場では住宅価格上昇による住宅販売減少に加え、サプライチェーンのボトルネック(制約による品不足)や資材・土地価格上昇、労働者賃金の上昇、用地取得難が続いているため、一戸建ての着工が抑制されているとみている。
 
 一戸建てのバックログ(建築許可が下りたあと、未着工となっている件数)も前月比1.4%増の14万7000戸と、8カ月連続で増加し、06年8月(15万2000戸)以来15年ぶりの高水準となった。
 
 地域別着工件数は、北東部が前月比167.2%増(うち、一戸建ては同52.4%増)と、急増。中西部も同11.4%増(同12.5%減)となったが、全体の約6割を占める主力の南部が同1.4%増(同2.5%増)にとどまり、西部は同21.1%減(同20.5%減)と低迷した。
 
 先行指標である住宅建築許可件数は前月比6.0%増の172万8000戸と、2カ月連続で増加し、市場予想の160万-162万戸大きく上回った。一戸建ては同0.6%増だったが、アパート(5世帯以上)が同19.7%増と急増し、全体を押し上げた。
 
 一戸建ての完成住宅件数は前月比2.8%増の97万1000戸と、2カ月連続で増加した。アパート(5世帯以上)は同17.8%減の35万6000戸と急減したため、全体では同4.5%減の133万戸と、減少に転じた。一戸建ての完成住宅が増加しているのは、主に、最近の建築コストの上昇を受け、利益率が良い高額物件が増えたため。
 
 他方、一戸建ての建築中件数は前月比1.6%増の70万2000戸と、20年6月以降15カ月連続の増加となった。アパート(5世帯以上)は同1.8%増の68万9000戸となり、全体では同1.7%増の140万4000戸となった。
 
<関連銘柄>
 NASD投信 <1545> 、NYダウ投信 <1546> 、上場米国 <1547>
 SPD500 <1557> 、NYダウ <1679> 、NYダウブル <2040>
 NYダウベア <2041>
 
(イメージ写真提供:123RF)
 

モーニングスター

最終更新:9/22(水) 10:36

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