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16日の香港市場概況:ハンセン1.5%安で4日続落、不動産・自動車に売り

9/16 18:00 配信

フィスコ

16日の香港市場は、主要60銘柄で構成されるハンセン指数が前日比365.36ポイント(1.46%)安の24667.85ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が130.73ポイント(1.46%)安の8805.80ポイントとそろって4日続落した(ハンセン指数は約10カ月ぶりの安値)。売買代金は1508億2300万香港ドルとなっている(15日は1570億6840万香港ドル)。

投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国産業引き締めの警戒感や、中国景気回復ペースの鈍化懸念が依然としてくすぶっている。また、大手不動産会社の債務問題が深刻化しつつあることも、心理悪化につながった。流動性リスクに直面する中国恒大集団(3333/HK)を巡っては、消息筋情報として外電が15日、「中国の住宅都市建設農村部が主要銀行に対し、今月20日が期限の利払いができない見込みと通知したもよう」と報じている。昨夜の原油高を好感した買いが先行したものの、指数はほどなくマイナスに転じた。(亜州リサーチ編集部)

セクター別では、中国の不動産が安い。上述した中国恒大集団が6.4%、広州富力地産(2777/HK)が11.9%、融創中国HD(1918/HK)が11.3%、世茂房地産HD(813/HK)が10.5%、合景泰富地産HD(1813/HK)が6.0%ずつ下落した。デベロッパー各社が多額な債務を抱える中、広州富力地産などにも財務懸念が浮上している。

自動車セクターも急落。中国恒大新能源汽車集団(708/HK)が11.3%安、長城汽車(2333/HK)が8.6%安、五菱汽車集団HD(305/HK)が5.1%安、吉利汽車HD(175/HK)が4.9%安で引けた。大手各社が公表した月次営業実績では、販売の悪化が目立っている。また、中国恒大新能源汽車集団については、親会社(中国恒大集団)の債務問題も逆風となった。

中国発電セクターもさえない。中国電力国際発展(2380/HK)が9.2%安、大唐国際発電(991/HK)が4.3%安、華電国際電力(1071/HK)が3.5%安、華能国際電力(902/HK)が3.1%安、華潤電力HD(836/HK)が2.4%安で取引を終えた。

他の個別株動向では、外食グループ大手の百勝中国HD(ヤム・チャイナ・ホールディングス:9987/HK)が2.7%安。同社は15日、8月に国内17省で500以上の店舗を閉鎖、またはテイクアウトのみの運営としたことを明らかにした。中国の外食産業は、7月下旬以降、江蘇省南京市を中心に新型コロナウイルス変異株(デルタ株)が感染拡大したことで、大きなダメージを受けている。

一方、本土市場は3日続落。主要指標の上海総合指数は、前日比1.34%安の3607.09ポイントで取引を終了した。自動車株が安い。不動産株、ハイテク株、素材株、運輸株、薬品株、インフラ関連株、銀行・証券株なども売られた。半面、石炭株は高い。食品飲料株、保険株も買われた。

亜州リサーチ(株)


《FA》

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最終更新:9/16(木) 18:05

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