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【米国株動向】フェイスブックの「レイバン・ストーリーズ」は成功するのか

9/15 10:33 配信

The Motley Fool

モトリーフール米国本社、2021年9月14日投稿記事より

フェイスブック(NASDAQ:FB)は、同社のテクノロジーを統合した「レイバン・ストーリーズ」というサングラスを発表し、ウェアラブルテクノロジーへの参入を表明しました。

カメラ、マイク、スピーカーを搭載したこのサングラスは、ウェアラブルグラスのコンセプトの先駆者であるスナップ(NYSE:SNAP)の「Spectacles」に対抗するもののように見えます。

両社とも拡張現実(AR)に関心を持っていることから、ARの方向に向かっているのかもしれません。

しかし、このフェイスブックのサングラスは、どちらかというとアップル(NASDAQ:AAPL)の「AirPods」に対抗するものとなりそうです。
「レイバン・ストーリーズ」の概要
今回発表されたレイバン製のストーリーズサングラスは299ドルとなっており、数々のテクノロジー機能を搭載しています。

写真やビデオを撮影
電話をかける
音楽を再生
フェイスブックアシスタントによる音声操作

このサングラスは、フェイスブック、インスタグラム、メッセンジャー、ワッツアップに接続できるメガネ専用アプリの「フェイスブック・ビュー」に接続する必要があります。

機能リストを確認すると、ARサングラスというよりは、サングラスに組み込まれたAirPodsに近いものではないかと考えられます。
フェイスブックが抱える最大の問題点
フェイスブックがソーシャルメディアのソフトウェアアプリからハードウェア企業になる際に直面する課題は、コアとなるOSを所有していないことです。

バーチャルリアリティ(VR)ヘッドセットをセットアップするにしても、レイバン・ストーリーズのメガネをセットアップするにしても、スマートフォンが必要になります。

そのため、アップルのiOSやアルファベット(NASDAQ:GOOG)(NASDAQ:GOOGL)のAndroidは、エコシステムの重要な歯車となります。

これは、フェイスブックがメガネに音声アシスタントのような機能を設けようとするときに顕著に現れます。

このような操作を行うには別のアプリが必要です。

なお、AirPodsは接続するとすぐにSiriと連動します。

フェイスブックは明らかに、VRで独自のエコシステムを構築しようとしており、それはいずれARサングラスにも及ぶ可能性があります。

しかし今のところ、サングラスの機能はiOSやアンドロイドのOSに依存しており、それがユーザー体験の一部を阻害する可能性があります。
ウェアラブル製品のスタンダードとなるか
フェイスブックは、VRヘッドセット「Oculus」から得た、ビデオ、オーディオ、音声に関するノウハウを「レイバン・ストーリーズ」にも活かそうとしています。

同社は今後数年、この知識をもとにARなどのテクノロジーを追加していくことになるでしょう。

「レイバン・ストーリーズ」は、フェイスブックのみで大々的に販売されるものではなく、日常的なウェアラブル製品のスタートラインに立つものだと考えられます。

疑問とされているのは、顧客がこのような製品を欲しいと考えるかどうか、そして他の大手ハイテク企業がこの市場に参入するかどうかです。

今のところ、フェイスブックは先発者としての優位性を持ち、レイバンと魅力的な映像・音声製品を提供しています。

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最終更新:9/15(水) 10:33

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