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菅内閣は「一つ一つ具体的に取り組んだ」-加藤官房長官一問一答

9/14 20:52 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 加藤勝信官房長官は14日のブルームバーグとのインタビューで、経済正常化の道筋や金融政策、菅内閣の1年について語った。一問一答は以下の通り。

インタビュー記事はこちらをご覧ください。

-経済正常化の道筋は

「10月か11月の早い時期に、すべての希望者にワクチンを接種する。感染とどう付き合っていくのか、ここが今変わりつつあるのではないか。海外を見ても一定程度ワクチンが進む中で、感染があっても経済を再開していく、あるいは行動制限を緩和してきている動きがみられる」

「ワクチン接種やPCR検査で陰性ならリスクが低い一つの塊ととらえることができるのではないか。リスクの高いところと低いところをしっかり峻別しながら、高いところは引き続き自粛をお願いしながら、低いところを中心に経済を回復していく。ワクチンと検査のパッケージも議論している。暮らしやなりわいを広げていきたい」

「一方的に自粛も何もしなくていいですよということではない。ワクチン打っても感染するということは当然ある。一定の予防対応をしてもらいながら次に向けて行動制限緩和の道筋を示すことが非常に大事だ」

-規制緩和の具体例

「第三者の認証制度を活用した店はお酒の提供してよいとか9時まで構わないとか、原則4人だがワクチンを打った人や陰性証明のグループは4人にこだわらず団体でもよいといったようなことが考えられる」

「ヨーロッパでは、ワクチンを打つか陰性でなければ、レストランに入ってはいけない。入れたら罰金と規制の手段になっている。わが国はそうではなく、緩和するときに活用しようとしており、考え方は違っている」

「イギリスはワクチンに合わせながら緩和を広げてきた。それぞれの国々で、接種率や感染状況と重症化率、致死率のデータが出てきている。参考に進めたい。接種証明の活用が進めば、ワクチン接種のメリットが一般の方々に分かりやすくなり、接種を進めていくことにつながる」

「行動制限の緩和や例えば観光などで積極的な需要喚起を行うことにより、うまくリスクをコントロールしながら進めていくということを考えていかなければいけない」

-コロナ禍の日本銀行の金融政策

「新型コロナ対応資金繰り支援特別プログラムなど新たな手法を導入することで、企業の資金繰り支援や金融市場の安定維持を図ってきた。企業の資金繰りを見ても、厳しさは見られるものの全体としては緩和した状態にあるのではないかと思っている。日銀には市場の状況を見ながら、物価の安定を図り金融緩和を継続していくとともに、資金繰り支援などを含めて機動的な運営を図っていただきたい」

-対中政策

「中国が大国の責任を果たしていくことが大事。日本も中国との間で懸案があるが、率直に議論しながら一緒になってやるべきことは進めていく。ただ安全保障に関しては最近、中国の軍事力が急速に拡大している。様々な活動、空や海における活動が私どもにとって大変強い懸念となっているのは事実だ。日本からの主張、考え方を伝えていく」

-菅内閣を振り返って

「デジタル化については、9月1日にデジタル庁が発足し、議論を始めて1年という短期間でスタートした。行政手続きのオンライン化やマイナンバーを活用したさまざまなサービスを提供していく。各自治体ごとにばらばらだった仕様もそろえていこうという方向性を作り出すことができた」

「携帯電話料金引き下げや不妊治療に対する保険適用、35人学級導入は、本当に長い期間議論されてきたが、ここで踏み出した。一つ一つ具体的なことに取り組んだ。まだまだ課題は残っており、しっかり次の政権に引き継いでいかないといけない」

-次の政権に引き継いでほしいところは

「菅政権の下で2050年のカーボンニュートラルを掲げた。30年には13年と比べると46%、さらには50%の高みを目指す。環境問題はこれまでややもするとコストととしてとらえられていたが、同時に次への成長への大きなステップだというとらえ方を進めていくということを、しっかりと引き継いでいきたい」

「デジタル化も始まったところだ。パブリックサービスだけではなくて、民間も、さらには一人一人の生活が便利になっていく、あるいは豊かになっていくことを目指していかなければならない。こういった流れはすでに始まっており、より積極的に進めてもらいたい」

(c)2021 Bloomberg L.P.

Bloomberg

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最終更新:9/14(火) 20:52

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