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「臨時職員で更新なし」悩む女性へのアドバイス~短期で退職を余儀なくされてしまうのはなぜ?

8/4 19:01 配信

東洋経済オンライン

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

約5年前から複数の官公庁を転々としながら臨時職員をしていました。
臨時をしながら正規職員を目指して勉強し、試験も受けましたが合格に至らず、今年の3月末で期間満了で退職し、今は企業でパートをしています。
臨時職員は更新する場合も更新されない場合もある、と契約時には言われています。ただ、普通に出勤し勤務していましたが、なぜか短期で退職を余儀なくされてしまいます(理由:仕事がなくなった、男性のアルバイトが欲しい、正職員が配置される)。

今のパートも未経験の業界なので、始めたばかりで間もなく、慣れておらず、毎日が不安です。また短期で更新なしかも? という思いもついてまわります。
しかし、公務員への希望を捨てた訳ではありません。アドバイスをお願い致します。
パート K子

■目指すべきゴールが不明瞭な事が一番の課題

 まずはご自身にとっての現実的な職業上の選択肢をキチンと把握することから始めましょう。頂戴した相談からは現在のご年齢や実際にやってきた仕事内容やお持ちのスキルなどはわかりかねますが、いずれにせよ自分は今キャリパスの中でどこにいて、何ができて、どこを目指すべきなのかを棚卸したうえで、今何をするべきか、を考えるべきです。

 もちろん繰り返し短期で退職を余儀なくされてしまう背景を把握することも大事なのですが、K子さんの場合は目指すべきゴールが不明瞭な事が一番の課題だと思われます。

 公務員としての何かしらのキャリアを歩みたいという事を書かれている一方で、現在は未経験の業界における民間企業でお勤めとのことですが、例えばその2つには職業上の関連性は何かあるのでしょうか? 

 現在の民間企業における経験が今後K子さんが公務員として働くにあたってプラスとなるような面はないような気がします。

 本当に自分が真摯に目指すべきゴールがあるのであれば、たとえ遠回りをしたとしてもゴールとの関連性のある、つまり将来ゴールを目指すうえで何かしらのプラスとなること、を日々行うはずです。

 反対に、目指すべきゴールの姿が明確でない場合はその都度で仕事なりを選んでしまうがゆえに、どうしてもふらふらとしてしまう、ということになります。

 ゴールが明確である前者の場合は、たとえ遠回りであったとしても関連性があるがゆえに毎日がゴールへ向かううえでの積み重ねになっています。

つまり毎日ゴールに向かって一歩一歩着実に近づいている、ということです。

 ゴールが不明瞭な後者の場合は、毎日がある意味で時間の浪費となってしまっているのです。ゴールが不明瞭であるがゆえに、まっすぐに進むのではなく、昨日は左に行き、今日は右に行き、明日は斜め上に行く。そんなイメージです。

■そもそも論として現実的なのか? 

 これではキャリアの積み重ねではなく、単なる時間の浪費であり、無駄なあがきとなってしまいます。であるがゆえに、まずK子さんとしてすべきは、なぜ自分は公務員としてのキャリアを歩みたいのか、そして公務員といってもさまざまな職業がある中で具体的に何をしたいのかを考え、そのうえでその道はご自身にとって現実的な職業上の選択肢となりうるのかを見極めることです。

 今までの経験や現状お持ちのスキル、現在のご年齢や日々勉強や準備に費やせる時間などを考えた際に、そもそも論として現実的なのか、という判断です。

 言い換えると、漠然としているゴールのイメージをより具体化、現実化していく、という事です。仮に公務員になるというゴールを設定したとしても、周りからは出遅れていることは歴然とした事実としてK子さんもご認識されていることでしょう。であれば、この先の時間を無駄にしている暇はないはずです。

 前述したとおり、今現在ご自身はキャリアパスの中でどこにいて、今現在何ができて、今現在何をするべきかをとことん考え抜き、実現のための行動を起こすべきです。

 ゴールが公務員であろうとなかろうと、現状を打破したいという気持ちがあるのであれば、この棚卸は必須です。

 毎日が不安と書かれていますが、不安なのは自分がどこに向かっているのかがわからないためでしょう。

 同じ苦労でも、向かっているゴールが明確で、「今日も一歩前に進めた」と思えるのか、それともどこに向かっているのかもわからない、という状態とでは気持ちはまったく異なるハズです。K子さんがそういった「今までとこれから」を整理し、しかるべき道に向かって着実な一歩を踏み出されるであろうことを応援しております。

東洋経済オンライン

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最終更新:8/4(水) 19:01

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