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ドル円は110円を割り込む ロング勢の見切り売りも=NY為替前半

7/28 1:52 配信

みんかぶFX

 きょうのNY為替市場でドル円は売りが優勢となっており、110円を割り込んでいる。米株式市場にIT・ハイテク株中心に利益確定売りが強まっており、ドル円も売りに押されている格好。前日は本日110.40円付近に来ている21日線を回復するかにも思われたが、上値を拒まれたことで、ロング勢の見切り売りも出ているようで、ストップを巻き込んで109.60円付近まで下げ幅を拡大している。今月に入ってからの調整の流れは継続している格好。100日線が109.55円付近に来ており、目先の下値メドとして意識される。

 きょうからFOMCが始まり、明日の日本時間29日3時に結果が発表される。資産購入ペース縮小に関して活発な議論が予想されるものの、米国でも感染が再拡大している中で、FRBがタカ派よりのスタンスを強調してくることはないものとみられている。一部では9月下旬のFOMCで、年末か来年初めの資産購入ペース縮小開始を打ち出してくるとの見方が有力視されている。そのような中で今回は何も変更はないものとみられているが、米国債よりも不動産担保証券(MBS)の購入縮小からの開始などが議論されるものとみられているようだ。その意味ではパウエルFRB議長の会見が注目されるが、今回もタカ派とハト派との間のバランスを取ってくるものとみられているようだ。

 ドル売りが強まる中でユーロドルは買い戻しが優勢となっており、1.1835ドル付近まで買い戻されている。本日の21日線が1.1825ドル付近に来ており、その水準回復を試す動きが見られている。ただ、ECBが慎重姿勢を継続している中でユーロ買いを誘発する材料は見当たらない。

 一部からはデルタ株の感染拡大がユーロ圏の見通しに重大なリスクになっているとは限らないとの見方も出ている。それに伴い、経済見通しに対する潜在的な下振れリスクは、ECBが現在予想しているよりもさらに緩和する可能性あるという。今後数週間にわたって、ユーロ圏の国債の利回り格差は徐々に縮小するという。むしろ、短期的なユーロ圏の見通しに対する主要なリスクは、リスク回避の材料から生じ、先進国の利回りのボラティリティが高まることかもしれないと指摘している。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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最終更新:7/28(水) 1:52

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