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ドル円は110円ちょうど付近 明日は米小売売上高とPPIの発表=NY為替

6/15 3:35 配信

みんかぶFX

 NY時間の午後に入ってドル円は110円ちょうど付近と本日高値圏での推移が続いている。本日は米国債利回りが上げ幅を広げており、10年債が節目の1.50%台を回復していることからドル円も追随している模様。今月の高値が110.35円付近にあり、目先の上値メドとして意識される。

 根強い円安の動きもドル円をサポートしているものと思われる。FRBやECB、英中銀などと比較すると日銀の出口戦略への期待は極端に低い。パンデミックからの回復期待が世界中で高まっているものの、日本は依然として主要都市に緊急事態宣言が出されており、4-6月期もマイナス成長の可能性も指摘されている。マイナス成長であれば、テクニカル的なリセッションにあたる。消費者物価指数(CPI)もデフレ圏にある中で日銀が行動できる状況には程遠い。

 明日は5月の米小売売上高と米生産者物価指数(PPI)の発表が予定されている。米PPIはサプライチェーン問題を反映して、高い数値が期待されており、インフレ警戒を示唆するものと見込まれている。一方、小売売上高のほうは前回強かった自動車が弱まることが見込まれており、全体では前月比で減少が見込まれているが、自動車を除くコア指数は増加が見込まれている状況。米自動車については、自動車販売台数は急減しているものの、価格の上昇が相殺しているようだ。

 ただ、レストラン売上高は好調で、サービス支出への全体の強さを示唆することが期待されている。経済再開により、消費者が外食、旅行、コンサートやスポーツイベントへの参加など、パンデミック前の活動に戻りつつあることが反映されることが期待される。もっとも、市場の関心がインフレの急上昇とFRBの対応に集まる中で小売売上高にどの程度反応するかは未知数。

 米消費者は今年の夏に商品やサービス価格の上昇を受け入れる可能性はあるものの、賃金の伸びが物価上昇と同程度に加速しない場合、年が進むにつれて需要が薄れる可能性があるとの調査データも公表されていた。

【米国】
生産者物価指数(5月)21:30
予想 0.5% 前回 0.6%(前月比)
予想 6.2% 前回 6.2%(前年比)
予想 0.5% 前回 0.7%(食品エネルギー除くコア・前月比)
予想 4.8% 前回 4.1%(食品エネルギー除くコア・前年比)

小売売上高(5月)21:30
予想 -0.6% 前回 0.0%(前月比)
予想 0.4% 前回 -0.8%(自動車除くコア・前月比)

USD/JPY 110.08 EUR/JPY 133.40
GBP/JPY 155.30 AUD/JPY 84.83

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

みんかぶFX

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最終更新:6/15(火) 3:35

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