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トルコ主要野党が金融機関や外国勢をけん制-新運河の建設計画巡り

5/10 14:28 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): トルコの主要野党の指導者は、エルドアン政権が計画している「イスタンブール運河」プロジェクトについて、次の総選挙で大統領の政党が敗北した場合は支持しない考えを示し、同プロジェクトの潜在的な支援者をけん制した。

カライスマイルオール運輸インフラ相は7日、このプロジェクトは約150億ドル(約1兆6300億円)の建設費用がかかり、政府が6月末までの着工を予定していると説明。トルコにとり黒海とマルカラ海を結ぶ2つ目の運河となる。10年前にこの構想が発表された際、エルドアン氏は全長45キロメートルの運河計画を「クレイジー・プロジェクト」と表現していた。

主要野党、共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首はニュースサイトのT24に対し、「外国勢が入札に参加した場合、われわれが政権を取った際にはその国とは距離を置くことになる」と発言。「われわれは絶対に支払いを行わないだろう」と述べた。

同氏はさらに、このプロジェクトへの融資を行わないよう国内銀行に警告した。トルコの次の総選挙は2023年に予定されている。

同プロジェクトに批判的な向きは、黒海地域の安定確保を目的としたボスポラス、ダーダネルス両海峡の通航を規制する国際条約に影響を及ぼす懸念があると指摘している。エルドアン氏はこれまでトルコは同条約から離脱しないと述べてきた。

野党側は、商業船に代替航路となるイスタンブール運河を航行するよう強制することはできないとし、納税者や環境に打撃を与える可能性があると主張している。

原題:Opposition to Cut Support for Canal Project If Erdogan Loses(抜粋)

(c)2021 Bloomberg L.P.

Bloomberg

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最終更新:5/10(月) 14:28

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