IDでもっと便利に新規取得

ログイン

FOMC前にドル売り優勢に リバランスを指摘する声も=NY為替前半

4/29 2:08 配信

みんかぶFX

 きょうのNY為替市場、ドル円は108円台後半での推移となっている。日本時間0時のロンドンフィキシングにかけて急速にドルの戻り売りが強まり、ドル円も109円ちょうど付近から108.70円近辺まで急速に押し戻される展開が見られていた。ただ、フィキシングの時間に接近すると、その動きも一服し108円台後半に戻している。

 市場の一部からは、4月末のリバランスを指摘する声も聞かれ、欧米の大手銀の予想によると、4月末のリバランスはドル売りとの見方の一方で、円については円売りとの見方が出ている。NY序盤の動きは、その見方を裏付ける動きではある。

 また、タイ米USTR代表のコメントも影響したとの声も聞かれる。同代表はUSMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)についてメキシコとの協定見直しに言及したほか、中国との貿易で新たな手段の導入にオープンで関心があると述べていた。

 本日はFOMCの結果が発表される。日本時間29日3時頃。米景気回復への期待は強まっているものの、FRBは従来と変わらずに慎重姿勢を強調してくることが有力視されている。成長見通しの改善には言及するかもしれないが、インフレに対して憂慮すべき口調や、資産購入ペース縮小のヒントを示すことはないとみられている。インフレの上昇は一時的で、労働市場はスラックが残るとのハト派なメッセージの繰り返しがドル安の反応につながる可能性も指摘されているようだ。

 ユーロドルは一時1.21ドル台を回復する場面もみられている。1.21ドル台に入ると売りオーダーも観測され圧力も強まるようだが、リバウンド相場の流れはしっかりと堅持されている。本日のFOMCを前に本日のユーロドルの翌日物オプションのボラティリティが急速に上昇した。ただ、10%手前で上昇は抑制されており、先週のECB理事会の日と同水準に留まっている。そのことから、本日のFOMCは波乱はないとみている可能性もありそうだ。

 FRBが従来通りに慎重姿勢を強調するようであれば、ドル安の反応も想定され、ユーロドルは1.21ドルを固める展開にシフトするか注目される。今週初の高値が1.2115ドル付近で、目先の上値メドとして意識される。

 ポンドドルも買い戻しの動きがみられ、1.39ドル台に上昇している。1.40ドル台には慎重になっている様子もうかがえるが、21日線の上をしっかりと維持しており、上昇トレンドは継続している。

 欧州議会は本日、昨年末にEUから離脱した英国との自由貿易協定(FTA)について、賛成多数で承認したと発表した。採決は前日に実施。これにより、年明けに暫定発効されたFTAは5月1日に正式に発効する。ただ、双方は合意内容の履行などを巡り、解決すべき課題が山積しており、EUは、英国が義務を果たせなかった場合は英国の商品に関税を課すと警告していた。

 ポンドの反応は無かったが、今後、双方に緊張が高まった場合には、ポンド安が強まる可能性があるという。EUから英国に向けられた警告は、緊張が将来再び高まる可能性があることを示唆しており、EU離脱の長期的影響に加えて、英国の輸出への影響がポンドに圧力をかけるとの見方も出ているようだ。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

みんかぶFX

関連ニュース

最終更新:4/29(木) 2:08

みんかぶFX

投資信託ランキング

Yahoo!ファイナンスから投資信託の取引が可能に

最近見た銘柄

ヘッドラインニュース

マーケット指標

株式ランキング