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株式明日の戦略-底堅さが感じられる2円高、グロース株が相場のけん引役となるか

4/20 3:51 配信

トレーダーズ・ウェブ

 19日の日経平均は小幅に3日続伸。終値は2円高の29685円。米国株の上昇を受けても寄り付きは一桁の上昇にとどまり、序盤はマイナス転換から下を試す展開。しかし、一気に150円近く下げた後は持ち直し、前場のうちにプラス圏に浮上した。後場に入って早々には、上げ幅を3桁に広げて29800円台に到達。ただ、その後は値を消す流れとなり、14時過ぎには下げに転じた。強弱感が交錯する中、終盤はプラス圏とマイナス圏を行き来したが、大引けではかろうじてプラスを確保した。TOPIXはプラスを維持できず小幅に下落。マザーズ指数は上昇した。

 東証1部の売買代金は概算で2兆0600億円。業種別では海運や金属製品、ゴム製品などが上昇している一方、空運や陸運、不動産などが下落した。業績好調で処理件数が増加したことなどを理由に、例年に比べて決算発表時期が遅くなる見込みであることを発表したJストリームが大幅高。半面、吉村大阪府知事が緊急事態宣言を政府に要請すると伝わったことから、HISやJAL、ANAなどレジャー関連株が軒並み大幅安となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1000/値下がり1094。日経新聞のインタビュー記事を手掛かりにSUMCOが5%を超える上昇。レーザーテックや信越化学、東京エレクトロンなど、主力の半導体株が強い動きを見せた。火災被害を受けた那珂工場の半導体生産再開が伝わったルネサスが大幅高。上方修正を発表したクリナップが急伸し、利益見通しの上振れ、増配、自己株取得発表と好材料満載のイワキポンプがストップ高比例配分。資本業務提携が好感されたさいか屋がストップ高となった。

 一方、英国のファンドが買収提案を保留にすると伝わった東芝が4%を超える下落。一部メディアの事業売却報道を否定したスクエニHDが大幅安となった。先週の動きが良かった資生堂が4%を超える下落。暗号資産の失速を受けてマネックスGが急落した。日米首脳会談で再生エネルギーに関する踏み込んだ話が出てくることへの期待が高かったのか、レノバが大幅安。前期の見通しを引き下げたIRジャパンが17%を超える下落となり、全市場の値下がり率トップとなった。

 日経平均は2円高。先週末の米国市場ではダウ平均とS&P500が史上最高値を更新しているだけに、終値だけ見れば弱い。ただ、序盤で3桁の下落となったり、後場に買いが続かず失速する中でもプラスで終えており、非常に底堅いとも言える。きょうはアフターコロナ関連銘柄が後場にかけて値を崩したが、全体へのネガティブな影響は限られた。薄商いで売り崩しも容易にできそうな今の時期に、指数が下がらなかったという点は注目に値する。今晩、米国ではIBMの決算が注目される。また、アップルが20日に新製品の発表会を予定しており、あすの東京市場では電子部品株が先回りで動意づくかが注目点の一つとなる。きょうは半導体株の値動きが良かったが、長期金利の低下やコロナ警戒の高まりなどを踏まえると、この先はグロース株が相場の主役となる場面が増えてきそうだ。

トレーダーズ・ウェブ

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最終更新:4/20(火) 3:51

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