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ドル円は上値の重い展開続く ドルに対するセンチメントが低下している模様=NY為替前半

4/15 2:54 配信

みんかぶFX

 きょうのNY為替市場、ドル円は下げを一服させているものの、上値の重い展開が続いている。東京時間に108.75円付近まで下落していたものの、NY時間にかけて緩やかな買い戻しもみられ、109円台を回復する場面もみられた。しかし、積極的な買い戻しの動きまでは見られず、109円台が重くなっている印象もある。

 前日の米消費者物価指数(CPI)はインフレ上昇の兆候を示す強い内容となった。それにもかかわらず、ドルは売りの反応を示したことで、市場もドルに対するセンチメントを低下させている模様。

 ドルは米国債利回りの上昇に支えられたが、市場からは、FRBのレトリックがドルの上昇を抑制する可能性があるとの指摘も出ている。ドルは米景気回復とインフレ上昇を相当程度織り込んでおり、FRBが出口戦略に明確に舵を切れば、一段高も有り得るが、FRBはあくまで緩和維持を強調しており、インフレの上昇は一時的なものとのスタンスを崩していない。また、一部で感染拡大の兆候が再び現れ始めていることも、ドルを圧迫する可能性があるという。

 本日はパウエルFRB議長がNYエコノミッククラブ主催のバーチャルイベントで講演を行っていたが、新たなヒントはなく、これまでの慎重姿勢を踏襲している印象だった。市場の反応も限定的。

 ユーロドルは買い戻しの流れを持続。1.19ドル台後半まで回復してきており、大きな心理的節目の1.20ドルをうかがう展開を見せている。市場からは、ECBの資産購入の正確な道筋はFRBのそれよりも予測が難しいとの声も聞かれる。「有利な資金調達条件の維持」についてのECB理事からのコミュニケーションは統一感がなく、利回り上昇にどの程度積極的に対応すべきかについて意見の相違があることを示唆している。超緩和政策による「ECBプット」が引き続き実施されているが、市場の変化に積極的に対応というよりもむしろ、臨機応変になる可能性もあるという。

 ポンドドルはNY時間に入って再び買い戻しが膨らんでおり、21日線に顔合わせしている。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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最終更新:4/15(木) 2:54

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