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ユーロ圏経済、なお「松葉杖」に依存 不確実性極めて高い=ECB総裁

4/15 2:07 配信

ロイター

[フランクフルト 14日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は14日、ユーロ圏経済は金融政策と財政政策という「2本の松葉杖」になお支えられているとし、こうした支援策は経済が完全に回復するまで維持される必要があるとの考えを示した。

ラガルド総裁はロイターのイベント「ロイター・ニュースメーカー」で、「深刻な危機は脱したものの、なお2本の松葉杖が手放せない患者を思い起こしてほしい」とし、「患者がしっかりと歩けるようになるまで、金融政策と財政政策という松葉杖のどちらも取り上げることはできない。このことは、回復が十分に進むまで支援を続けることを意味している」と述べた。

ECBは3月10─11日の理事会でパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の買い入れを次の四半期に拡大すると決定。今月に入り公表された同理事会の議事要旨によると、債券買い入れの増額ペースを落とすことや、第2・四半期に買い入れを集中させ、状況によって後に買い入れペースを落とすことが話し合われた。

ただラガルド総裁は、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)と英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンへの対応などに言及し、ユーロ圏では不確実性が極めて高い状態が続いているとの認識を表明。一部ECB当局者は早くて7月の緊急買い入れ縮小開始を示唆しているが、こうした流れに水を差す格好となった。

来週のECB理事会では政策変更は見込まれておらず、PEPPの今後の扱いを中心に討議されるとみられている。

ロイター

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最終更新:4/15(木) 2:16

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