日経平均は小幅反落。7日の米国市場でNYダウは小幅に反発し、16ドル高となった。利益確定売りが根強く出て上値を抑えたものの、3月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて金融緩和の早期縮小観測が後退し、相場を下支えした。一方、東京市場では新型コロナウイルス感染再拡大への懸念もあって売りが先行し、日経平均は54円安からスタートすると、朝方には一時29516.42円(前日比214.37円安)まで下落。その後は押し目買いが入って下げ渋り、引けにかけてプラスに転じる場面もあった。
大引けの日経平均は前日比21.81円安の29708.98円となった。東証1部の売買高は11億3446万株、売買代金は2兆5445億円だった。業種別では、空運業、銀行業、繊維製品が下落率上位だった。一方、海運業、その他製品、機械など4業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の86%、対して値上がり銘柄は13%となった。
フィスコ
最終更新:4/8(木) 16:04
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