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NY為替見通し=FRB議長のIMFセミナーに要注目、IMFは早期テーパリングの影響警戒

4/8 19:38 配信

トレーダーズ・ウェブ

 欧州時間に入り、ドル円は上値が重くなり109.44円まで下値を広げている。6日に110円を割り込んでからは、同日は109.93円、7日は109.94円、本日は109.90円までしか戻すことができていない。6日の下落局面の動いた時間帯や値動きを見ていると米系を中心とした売りが入り、そのまま110円にも売りオーダーを置いていることが上値を抑えている可能性もありそうだ。

 本日のNY時間では経済指標では前週分の米新規失業保険申請件数と失業保険継続受給者数は発表されるが、市場の反応は限られそうだ。先週末発表された3月の米雇用統計が、市場予想を大幅に上回る好結果だったのにも関わらず、為替市場への反応は限られたものとなった。油断をすることはできないものの、週間の雇用指数でそれ以上の大きな値動きを期待するのは難しいと思われる。

 日本時間午前1時頃には、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が国際通貨基金(IMF)・世界銀行春季会合のセミナーに出席することで、議長の発言には注目が集まっている。他のパネリストはゲオルギエバIMF専務理事、ドナフー・アイルランド財務相、ンゴジ・オコンジョ=イウェアラ世界貿易機関(WTO)局長で、議題が「世界経済に関する討論」という内容になっている。
 本来ならば世界経済に関してということで、米金利についてFRB議長が言及することはあまりないかもしれないが、今回は状況が若干違いそうだ。IMFは5日に「金利上昇が新興市場国に及ぼしうる影響」という見解書を発表している。その中で、「各国が恐れているのは、2013年のテーパータントラムの再来だ。FRBが予想よりも早く米国債の買い入れを縮小(テーパー)すると表明したことから、新興市場国から一気に資本が流出した出来事だ」と、FRBのテーパリングについて言及している。このような発表後ということもあり、モデレーター(CNBCのアイゼン氏)がFRB議長の見解を求める可能性もあり、FRB議長の回答次第で相場が急に動くことには警戒したい。


・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは、6日の下落後から抜けていない110.00円、その上は6日高値110.55円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは日足一目均衡表・基準線のある108.97円や3月24日高値108.96円。

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最終更新:4/8(木) 19:38

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