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DCファンドの資金流入額が大幅回復、3月末の純資産総額が過去最大規模に増額=DC専用ファンド(2021年3月)

4/7 20:21 配信

モーニングスター

 DC専用ファンドの2021年3月の純資金流出入額は約910億円の流入超過になった。純資金流入額の規模は2020年1月の約1700億円以来の高水準になった。20年1月の時には、バランスに1100億円超の資金流入となるなど、大型企業のDC新規導入などイレギュラーな動きがあったようにみえるが、今回は、先進国株式やバランスを中心に資産全般に資金流入がみられている。前月は30億円強の資金流出だったバランスが約295億円の資金流入に転じ、前月は約82億円の資金流入にとどまった先進国株式は約299億円の資金流入になった。
 

 DC専用ファンド全体の純資産総額は約7兆6694億円と前月から約3752億円増加し、純資産総額は史上最大を更新した。また、純資産総額の増加額についても、2015年1月以降で最大になった。資産配分状況は、株式ファンド44%、債券ファンド18%、バランスファンド36%という割合だった。株式ファンドが前月から比率を1%引き上げ、債券ファンドは前月に比べて1%比率を低くした。(※個別のDC規約では、DC専用ファンド以外のファンドを制度に採用している場合があるため、DC専用ファンド全体の純資産総額は、国内DC制度全体で運用されているファンドの残高とは一致しない
 

■資金流入額トップは、「野村外国株式インデックスF(確定拠出年金)」
 

 DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキングは、第1位が野村アセットマネジメントの「野村外国株式インデックスF(確定拠出年金)」になった。3月は先進国株式インデックスファンドへの資金流入が活発で、第3位にアセットマネジメントOneの「DIAM外国株式インデックスF<DC年金>」、第4位が三井住友DSアセットマネジメントの「三井住友・DC外国株式インデックスファンドS」、第5位が三菱UFJ国際投信の「三菱UFJ DC海外株式インデックスファンド」など、資金流入額トップ10のうち6本が先進国株式インデックスファンドだった。
 

 なお、第2位には昨年5月に新規設定されたばかりのティー・ロウ・プライス・ジャパンの「ティー・ロウ・プライス世界厳選成長株式(DC)」が初めてランクインした。設定来のパフォーマンスが好調で、21年4月の基準価額は1万5000円を大幅に上回っている。1年足らずで50%以上上昇している実績に投資資金が集まっていると考えられる。
 

 一方、オーソドックスなバランスファンドへの資金流入も復調した。第6位に入った三菱UFJ国際投信の「三菱UFJプライム・バランス(安定成長型)DC」、第9位の「三菱UFJプライム・バランス(成長型)DC」、そして、第10位の三井住友トラスト・アセットマネジメントの「DC世界経済インデックスファンド」は、DC市場を代表するようなバランスファンドだ。
 

 前月、資金流入額がトップになった三菱UFJ国際投信の「<DC>ベイリー・ギフォード世界長期成長株F」は、3月の資金流入額は4.6億円と前月の12億円からは減退して、ランキングは第60位になった。
 

■リターンは12カ月連続で「<DC>ベイリー・ギフォード世界長期成長株F」が1位
 

 個別ファンドの過去1年間のトータルリターンランキングのトップは、12カ月連続で「<DC>ベイリー・ギフォード世界長期成長株F」(三菱UFJ国際)になった。第2位に「DCダイワ 中小型株ファンド」(大和アセットマネジメント)、第3位に三井住友DSアセットの「大和住銀 DC外国株式ファンド」と、トップ3は前月と同じだった。
 

 トータルリターンランキングは、引き続き国内外の株式を投資対象とするアクティブファンドが好成績を持続している。(グラフは、DC専用ファンド全体の純資産総額の推移)
 

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最終更新:4/7(水) 20:21

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