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ふぉーかす 決算発表シーズン到来 高値掴みには警戒を

4/6 9:31 配信

トレーダーズ・ウェブ

 2月決算の会社を中心とした決算発表が今週スタートする。今回は前半戦となる今週に決算発表が予定されている会社をいくつかみていきたい。

 4月7日にはウエルシアホールディングス(3141)が21.2期通期の決算発表を行う予定だ。21.2期3Qの連結営業益は329.7億円(前期比34.1%増)だった。通期の会社計画433.0億円に対する進ちょくは76.1%と順調である。通期の市場コンセンサスは444.7億円と会社計画を上回る着地を見込んでいるが、十分射程圏内だろう。22.2期通期の連結営業利益の市場コンセンサスは475.1億円と増益を見込んでいる。コロナ禍での業績予想の算定は難しい業態であると考えられるため、どのような会社予想を出してくるかに注目したい。

 4月8日にはファーストリテイリング(9983)が21.8期上期の決算発表を行う予定だ。21.8期1Qの連結営業利益は1130.9億円(前年同期比23.3%増)となり、市場コンセンサスの972.7億円を大幅に上回る好調な着地となった。12月度の国内ユニクロ既存店+Eコマースの売上高は6.2%増、1月度は同2.0%、2月度は同0.4%増とやや伸び悩んでいる点は気になるが、中国は引き続き好調であることから、2Qの業績も期待できる。

 足元の株価は9万円程度と3月高値11万500円から2万円ほど値を下げているので、過熱感は和らいでいるが、決算期待は相変わらず高いと思われるため決算発表後の株価反応には注意が必要だろう。

 4月9日には安川電機(6506)が21.2期通期の決算発表を行う予定だ。安川電機は3Q決算発表とあわせて21.2期通期の連結営業利益予想を従来の222.9億円から271.9億円(前期比12.4%増)に引き上げているので、21.2期の業績はかなり織り込んでいると考えられる。

 注目は22.2期の会社計画だ。市場コンセンサスの連結営業利益は423.2億円と大幅な増益を見込んでいる。中国を中心に回復基調にあるので達成可能な範囲であるが、当初の会社計画でここまでの数字を出すのはかなりの勇気が必要だろう。安川電機が発表する会社計画とその後の株価反応は、これから5月半ばまで続く決算発表シーズンの動向を占ううえでも重要であるので、特に注目したい。

 最後に、5日に「まん延防止等重点措置」が大阪府と兵庫県、宮城県に適用されたが、ワクチン接種により経済正常化に向かうというシナリオに変わりはないだろう。ただ、すでに業績回復期待で株価が上昇している会社は多い。回復を見込む会社計画を受けて株価が大きく上昇する場合は、それが適正な水準訂正なのかどうか、その会社の過去のPERや同業のPERを参考にして、精査したほうがよいだろう。高値掴みを警戒すべき局面である。

 (日本株情報部:河賀宏明)

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最終更新:4/6(火) 9:31

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