日経平均は3日続落。5日の米国市場でNYダウは4日ぶりに大幅反発し、572ドル高となった。2月雇用統計が予想以上に改善したうえ、長期金利の上昇も行き過ぎ感から一服。週明けの日経平均はこうした流れを好感して343円高からスタートすると、寄り付き直後には一時29255.90円(前週末比391.58円高)まで上昇した。しかし、国内外の金融政策決定会合などを前に警戒感は根強く、時間外取引のNYダウ先物やアジア株も軟調だったことから、後場には一転して28644.26円(同220.06円安)まで下落する場面があった。
大引けの日経平均は前週末比121.07円安の28743.25円となった。東証1部の売買高は15億1102万株、売買代金は2兆9862億円だった。業種別では、その他製品、電気機器、ゴム製品が下落率上位だった。一方、鉱業、鉄鋼、石油・石炭製品が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の41%、対して値上がり銘柄は55%となった。
フィスコ
最終更新:3/8(月) 16:21
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