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<新興国eye>前週の上海総合指数、予想下回る21年成長率目標への失望で続落=BRICs市況

3/8 10:00 配信

モーニングスター

 前週(1-5日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の5日終値が2月26日終値比70.20%安の3501.987となり、続落した。
 
 週明け1日の指数は反発した。前の週の大幅な相場下落を受け、買い戻しが活発化した。
 
 2日は反落。銅やアルミなどのコモディティ(国際相場商品)の相場が下落したことが嫌気され、前日値を上げていた酒造メーカーなどの消費関連株を中心に売りが強まった。また、中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)の郭樹清主席が会見で、海外市場のバブル崩壊の可能性を指摘した上で、国内市場への資金流入を抑制する考えを示したことも売り材料となった。
 
 3日は反発。上海銀行間取引金利(SHIBOR)の翌日物から1年物まで全期間で低下したことで、金融引き締め懸念が後退。また、中国全国人民代表大会(全人代)での景気対策への期待感が強まり、銀行やエネルギーなど景気動向に敏感な景気循環株を中心に買われ、指数を押し上げた。
 
 4日は反落し、週末5日も値を下げ、続落した。
 
 4日は、SHIBORの翌日物と1年物がいずれも上昇したことや、米10年国債利回りが急伸したことが嫌気され、生活必需品・素材関連銘柄を中心に売られた。
 
 5日は、李克強首相が全人代の開幕初日に21年GDP(国内総生産)成長率目標を6%超と発表したが、市場予想を下回り、失望売りが広がった。
 
 今週(8-12日)の株式市場は、引き続き、国内の新型コロナ感染やワクチン接種の動向、世界経済の動向、米中関係、海外の金融市場の動向、国内では金融引き締めの動きや株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティ(国際相場商品)相場、さらには11日に閉幕する中国全国人民代表大会(全人代)も注目される。主な経済指標の発表予定は10日の2月CPI(消費者物価指数)とPPI(生産者物価指数)など。
 
<関連銘柄>
上証50連動 <1309> 、上場パンダ <1322> 、上場チャイナ <1548> 、H株ブル <1572> 、H株ベア <1573> 、中国A300 <1575> 、南方A50 <1576> 、iSエマジン <1582>
 
(イメージ写真提供:123RF)
 

モーニングスター

最終更新:3/8(月) 10:00

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